ドラマ『極主夫道』8話に登場するスイーツ店は猫一色!装飾を手掛けたアーティストは誰…?
毎週日曜の夜10時30分から日本テレビ系列で放送されている、玉木宏さん主演のドラマ『極主夫道』。
原作は漫画家のおおのこうすけさんが描く同名のコミックで、かつて「不死身の龍」と呼ばれ裏社会に数々の伝説を残した最凶のヤクザが、極道の世界から足を洗い、専業主夫として生きる日常を描いたアットホームな任侠コメディ作品。
単行本の累計発行部数は300万部を突破しているほか、2020年10月からはテレビドラマが、2021年春からはネットフリックスで声優・津田健次郎さん主演のアニメ版が全世界配信されるなど大きな注目を集めています。
11月29日(日)に放送された最新話では、物語の鍵となるスイーツカフェのチェーン店『ちぇりーぱふぇぱふぇ』が初登場。
馬場ふみかさん演じる『リサ』が店長を務めるお店で、妻の美久(川口春奈)から美味しいスイーツがあるらしいと聞いた龍(玉木宏)が訪れる様子が描かれていますが、ネコ好きな人の中には店内にたくさんの猫の絵が飾られていたことに気づいた人もいるのでは。
この可愛らしいお店の外装と内装を手掛けたのは、画家の『YUMIMPO*(ゆみんぽ)』さん。
YUMIMPO*さんは絵の具会社のリキテックスに所属している画家で、個展やライブペイントの全国ツアーを開催する傍ら、音楽フェスのステージ装飾、ミュージシャンのグッズデザインなど幅広い活動を展開。
もともと猫のことは好きでも嫌いでもない存在だったものの、顧客からの依頼でいろんなネコを描いているうちにだんだんとその魅力を知り、描くことも好きになっていったのだそうで、今では猫をモチーフにした作品も数多く発表しています。
『ちぇりーぱふぇぱふぇ』のお店には、そんなゆみんぽさんの作品がたくさん登場。
ドラマの台本に書かれていた「メルヘンチックで、見方によっては毒毒しい店」を表現するべく、内装には可愛らしい色使いの装飾が施されていて、猫の作品も所狭しと展示。
例えば玉木宏さんや川口春奈さんがパフェを食べるシーンでは、背景に宮沢賢治の童話『注文の多い料理店』をモチーフに描いたねこの作品が飾られており、店内でパフェを食べる客を2匹の猫が舌舐めずりして待ち構えているようなユニークな構図になっています。
また、お客さんのパフェを狙ってるかのような表情をした下記の子猫は、2016年頃に描かれた作品。
全国ツアーでいろんな場所を回った作品のひとつなのだそうで、「子猫って、本来小さくて可愛いものだけど、大きく描くと、一瞬の狂気がある気がして描いてました。」と制作当時の心境をCat Pressに語ってくれたゆみんぽさん。
『極主夫道』ではこの絵の前で女優の山谷花純さんや、同話で女優デビューを果たした『幸せ!ボンビーガール』で人気上昇中の川口葵さんなども登場しています。
劇中では他にもリボンだらけの猫の絵や、花柄の中をかくれんぼする猫の絵、さらには猫の置物まで、随所に猫の作品が散りばめられており、さながら猫アートの個展会場のような空間となっています。
出演者からは「こんなカフェが本当にあったらいいな」との感想も寄せられたという『ちぇりーぱふぇぱふぇ』のお店が登場するドラマ『極主夫道』の第8話は、テレビポータルサイトのTVer(ティーバー)にて12月6日(日)22:29まで無料配信中。
※ヤフーの無料動画サービスGYAO!(ギャオ)では、第8話ダイジェストを2020年12月13日(日) 23:25まで配信中
ドラマに登場した作品の一部は、ポストカードとしてゆみんぽさんのホームページ(yumimpo.com)から購入することもできます。
<参考>
・店内は見渡す限りネコ♪ 昭和レトロなカフェで楽しむ猫の絵画展「猫そんなに好きじゃない展」
・ブサ可愛い猫の声を演じるのは…神木隆之介!連続ドラマ「おじさまと猫」のねこ役が発表
・ミャンマーの猫が湖で豪快にダイブ!映画「岩合光昭の世界ネコ歩き」第2弾の予告映像が公開
画像提供:YUMIMPO*