ブサ可愛い猫の声を演じるのは…神木隆之介!連続ドラマ「おじさまと猫」のねこ役が発表
2021年1月よりテレビ東京系列などで放送が予定されているドラマ「おじさまと猫」。その作中で主人公の愛猫を演じるキャストが発表されました。
「おじさまと猫」は漫画家の桜井海(@sakurai_umi_)さんが、WEB雑誌や少年漫画雑誌などで連載している人気の猫マンガ。
ペットショップで売れ残っていたエキゾチックショートヘアの成猫「ふくまる」は、日に日に値段が下げられお客さんにも見向きされないため、いつしか誰かに愛されることを諦めるようになっていた。しかし、そんなある日、妻に先立たれたショックから立ち直れずにいたピアニスト・神田冬樹(草刈正雄)が目の前に現れる。
亡き妻との会話を思い出し、偶然通りがかったペットショップに立ち寄った神田は、一目でふくまるに惹かれて、思わず 「この猫をください」とスタッフに告げる。
そんな、愛されることを諦めていた猫と、孤独だったおじさまの心温まる日々を紡いだ物語——。
先日、テレビドラマ化の発表と同時に、主人公の神田冬樹を俳優の草刈正雄さんが演じることが明かされていましたが、新たに主人公の愛猫の声役として神木隆之介さんの起用が発表されました。
2歳で芸能界に入り、5歳で俳優デビューした神木さんは、27歳ながら芸能生活25周年のキャリアを持つ個性派俳優。
映画『妖怪大戦争』やドラマ『探偵学園Q』で主演を務めるなど数々の作品に登場しているほか、声の出演では8歳の時に『千と千尋の神隠し』の坊役でデビュー。その後も『ハウルの動く城』『サマーウォーズ』『借りぐらしのアリエッティ』などの人気アニメ映画に出演しており、夢の中で入れ替わる少年と少女の物語の描いた『君の名は。』では声優アワードの主演男優賞を受賞するなど、声の演技でも高い評価を獲得しています。
そんな神木さんは「おじさまと猫」について、どのような印象を抱いているのか。
キャスティングの発表と同時にコメントが寄せられています。
——神木隆之介
台本を読んだとき、すごく心が暖かくなり、そして可愛らしいストーリーだなと思いました。主人公の”おじさま”は、すごくキュートな方でどんどん心が溶けていく、おじさまの時間が動いていく様が気になりますが、対して、ふくまるは、純粋でまっすぐな子だと思いました。 最初は卑屈な子なんですがおじさまと同じようにキュートな子という印象でした。そんなふくまるを声で演じるということで、どのくらいキャラクターとして喋るのか、実写との温度差、ふくまるの動きなどを見つつ、声のトーンや言い回しを、フィクションなんだけど、すっと受け入れてもらえるような、ノンフィクションさを出せたらいいなと思って演じました。
ペットショップで不遇な想いをしていた猫、ふくまるを救ってくれたおじさま(神田冬樹)という存在は、何か、直感で通じ合うものがあったのかな〜と思います。それは心の穴の開き方なのか、どこか根底にある同じ時の進み方なのか、そこの直感でふくまるだと言ってくれたおじさまは、本能的であり動物的直感で選んでくれたのかなと。「紳士でお茶目なおじさまと、お供できてよかったね!ふくまる」って気持ちです。
このドラマは、とにかく、キュートな物語です。ただ、それだけでなく、ヒューマンドラマでもあり感動もある家族のお話なので、ぜひ心温まっていただけたら嬉しいです。
クランクイン前に行った読み合わせでは、草刈さんが笑顔で「素晴らしい」と拍手したという、神木さん演じるふくまるの声。
制作元のテレビ東京によると今後は予告動画の公開なども予定されているようで、互いを想い合いながらも言葉が通じない飼い主と猫の関係を、草刈正雄さんと神木隆之介さんがどのように演じるのか注目が集まりそうです。
<参考>
・ネコ好きな紳士を演じるのは…草刈正雄!人気マンガ「おじさまと猫」の連続ドラマが放送決定
・ミャンマーの猫が湖で豪快にダイブ!映画「岩合光昭の世界ネコ歩き」第2弾の予告映像が公開
・徳川綱吉がネコになって蘇るニャ!謎の霊力で世の理不尽に立ち向かう物語「猫将軍ツナヨシ」
書影データ・原作画像:ⒸUmi Sakurai/SQUARE ENIX