ネコ好きな紳士を演じるのは…草刈正雄!人気マンガ「おじさまと猫」の連続ドラマが放送決定
ダンディなおじさまと同居する猫の日常を描いた人気マンガ「おじさまと猫」がドラマ化されることが決定。2021年1月6日(水)よりテレビ東京やテレビ大阪などで放送されます。
「おじさまと猫」は漫画家の桜井海(@sakurai_umi_)さんがTwitterで公開を始めた人気の猫マンガ。
時折陰のある表情を見せる初老の男性(=おじさま)とずっと誰かに優しくされたかった猫(=ふくまる)が、一緒に暮らしていく中で互いの心のすき間を埋めていく様子を描いた心温まる感動ストーリーで、登場キャラクターの心情に共感してうるっときてしまう人が続出。
12月に第6巻が刊行予定のコミックは累計140万部を超える大ヒットを記録しているほか、さまざまな関連グッズが発売されるなど、いま最もホットな猫マンガとして人気を集めています。
<ストーリー>
妻に先立たれて以来、ふさぎこんだ日々を送っていた世界的有名ピアニスト・神田冬樹。そんな神田がある日、ペットショップで売れ残っていたブサ猫のふくまると出会う。動物が苦手にも関わらず、一目で惹かれてしまった神田は、思わず「この猫をください」と告げる。 神田にとってふくまるとの生活は驚きの連続だったが、次第に笑顔を取り戻していく…。
愛されることを諦めていた猫と、孤独だったおじさまの心温まる日々を紡いだハートフルストーリー。
主人公のおじさま(神田冬樹)を演じるのは、NHK大河ドラマ「真田丸」の真田昌幸役で再ブレークを果たし、ダンディな俳優の代名詞とも称される草刈正雄さん。
2020年の今年は芸歴50年を迎えた節目の年で、これまでに数多くの作品に出演しているベテラン俳優ですが、原作や台本を読んで今までにない雰囲気を感じたという本作。
丁寧な話し言葉で紳士的に振る舞う役はあまり演じたことのないキャラクターで、ピアノの演奏シーンに備えて練習に取り組むなどチャレンジしがいのある役柄と感じている一方、これから始まる猫ちゃんとの撮影をとても楽しみにしているのだそうで、視聴者へのメッセージとして「ふくまるの可愛さ、そして、神田を含め登場キャラクターがみんな心の綺麗な良い人ばかりです。これもまた珍しい。そこを感じて楽しんで頂ければと思います。」とのコメントを発表しています。
また、原作者の桜井さんからは、「おじさまと猫」のドラマ化を記念した描き下ろしイラストが公開。ドラマ化決定を喜び合っている主人公・神田と、猫のふくまるの可愛らしい表情が描かれています。
桜井さんは漫画がテレビ化されるにあたり、主人公の神田役は草刈正雄さんだといいなと思っていたのだそうで「決定した時は夢かと思った」「生きててよかったー!!」と驚きや喜びの感情を爆発。また、テレビ東京のプロデューサーである濱谷晃一さんも「おじさまと猫」の原作を読み、草刈正雄さんでドラマ化したい!と強く思ったことから、ダメ元で草刈正雄さんにオファーをしたところ、まさかの快諾だったようで「夢のよう」と振り返っています。
原作者も「ドラマをガン見する」と今から楽しみにしている本ドラマ。
テレビ東京とテレビ大阪で2021年1月6日(水)より毎週水曜日の深夜0:58~1:28に放送される予定で、BSテレ東でも放送が予定されているほか、動画配信サービスの「Paravi(パラビ)」では一足先に2021年1月1日(金)21:00より独占先行配信される予定となっています。
<参考>
・猫の人気ラグビー漫画「ラガーにゃん」第3巻が発売!ぬいぐるみとLINEスタンプの新作もあるニャ
・徳川綱吉がネコになって蘇るニャ!謎の霊力で世の理不尽に立ち向かう物語「猫将軍ツナヨシ」
・吉田類さんが通いそうな猫の居酒屋が舞台、人気の猫マンガ「トラとミケ」の第2巻が登場
写真:Ⓒ「おじさまと猫」製作委員会
書影データ・原作画像:ⒸUmi Sakurai/SQUARE ENIX