顔半分がグレーと黒の2色!激レアな模様を持つイギリス在住の猫「ナルニア」の魅力に迫る

猫の毛柄はキジトラや茶トラ、三毛・ブチ・サビなど、実に多彩で猫のチャームポイントのひとつですが、イギリスには顔半分がグレーとブラックの2色に分かれている珍しい猫がいます。

合成ではないニャ

ナルニア(Narunia)という名前のこのオス猫は顔の中心を境に右半分がグレー、左半分がブラックというツートンカラーの珍しい毛色で、あごや胸にある一部の白い毛を除いて全体的に黒色。

大まかに言うと顔半分だけがグレーの毛を持つ黒猫ちゃんなのです。

誕生時にお世話をしていたブリーダーのステファニー・ヒメネスさんによると、生まれながらにしてこのような毛色をしていたのだとか。

赤ちゃん時代

ナルニアくんの品種はイギリスで最古の歴史をもつブリティッシュショートヘア。

ブリティッシュショートヘアといえば、ハンターとしての歴史が長くがっちりとした体型で、ブルー(青みがかったグレー)の毛色が代表的ですが、ブラック、ホワイト、クリーム、パステル三毛など、さまざまな毛色が存在します。

ナルニアくんの場合は、グレーとブラックが組み合わさったような顔。猫の毛色や模様は持っている遺伝子によって決まりますが、通常、グレーと黒の毛色を両方併せ持つことはないため、これは非常に珍しいことなのだとか。

凛々しかろう?

そこで推測されたのが「キメラ」である可能性。

本来、生物は1種類の遺伝子セットを持って生まれてきますが、稀に2つの胚が融合することで2種類の遺伝子セットを持って生まれてくることがあります。異なる個体が混ざり合ったかのような身体的特徴を併せ持つことから、ギリシャ神話に登場するライオンの頭 × ヤギの身体× ヘビの尻尾を持つ怪物になぞらえて「キメラ」とも呼ばれています。そして実際にそのような猫は時々生まれるのだそう。

ステファニーさんもナルニアくんがキメラである可能性を考え、遺伝学者にDNA検査を依頼したところ、1種類のDNAしか持っていないことが判明。

キメラではニャい…ッ!

そのため、なぜこのようなツートンカラーの毛色になったのかは原因が分かっておらず、また、グレーとブラックどちらのブリティッシュショートヘアのDNAタイプなのかも判明していないといいます。

さらにナルニアくんが不思議なのは目の色が青いこと。

美しかろう?

通常、黒猫でよく見られるのはイエローやゴールドで、青い目は白系の猫に多く見られる特徴。体の大半を黒い毛色に覆われている猫がブルーの目を持つのも珍しいことなのだとか。

そんなナルニアくんは2017年3月にフランスで生まれた3歳のオス猫。現在はイギリスの動物写真家の元で暮らしており、すでに何匹かの子猫が誕生して父親になっています。

その中に顔半分のツートンカラーが遺伝している子猫は存在せず、ナルニアくんの柄が特殊であることがうかがえますが、印象的なのは「フェニックス」と「プラダ」という2匹の兄弟猫。

フェニックス / プラダ

父親の毛色を1匹ずつ分け与えたかのようにフェニックスは全体的にグレー、プラダは全体的にブラックであごと胸には白い毛を持っており、自身の特徴を子供たちに少しずつ伝えています。

どちらもナルニアくんのような青い目は持っていませんが、揃って魅力的な茶色の目をしているのが愛らしいですね。

中には青い目をしている子も

ナルニアくんの近況はInstagramのアカウント(@amazingnarnia)などで定期的に公開されているほか、その遺伝子を引き継いだ子猫は今後も生まれる予定なのだそうで、興味のある人はをチェックしてみては。

<参考>
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出典:@amazingnarnia

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