ヒグチユウコの500点を超える大規模作品展「CIRCUS(サーカス)」最新画集も発売

画家で絵本作家のヒグチユウコさんが描いた500点を超える作品を展示する大規模な作品展「ヒグチユウコ 展 CIRCUS(サーカス)」が1月19日より東京の世田谷文学館で始まります。

世田谷文学館で開催される「ヒグチユウコ 展 CIRCUS(サーカス)」のポスター

ヒグチユウコさんは画家として個展などを通じて作品発表を行う傍ら、飲料メーカーやファッションブランドなど様々な企業とコラボを展開。絵本作家としても作品を発表しており、猫の顔・蛇の両手・タコの足を合わせ持つ幻想的なキャラクターが登場する「ギュスターヴくん」など、作品に登場する幻想的なキャラクターや空想的な世界観は国内外で多くの人々を魅了しています。

本展はそんなヒグチユウコさんの初期作品から最新作まで、約20年の画業の中で描いてきた膨大な作品を紹介する初めての試みで、「サーカス」をテーマにした会場には絵本原画をはじめ企業とのコラボ作品、書籍の装画、自身のブランドグッズのイラストなど、500点を超える作品の数々が展示されます。

もちろん、ヒグチユウコさんの代表的なモチーフである「ねこ」の作品も登場。

猫のぬいぐるみ「ニャンコ」と公園に住む野良猫のおんなのこ「ねこ」の出逢いと別れを描いた絵本「ふたりのねこ」の原画、猫になりたいと願うぬいぐるみのニャンコと旅先で出会う本物の猫たちとの心あたたまる絵本「せかいいちのねこ」の原画、江戸時代中期に活躍した絵師・伊藤若冲のオマージュ作品「ギュスターヴ若冲雄鶏図」などが展示されます。


 

また、本展の開催に合わせて6年ぶりとなる画集「CIRCUS」を発売。

会場では一般販売とは異なるデザインのカバーを採用した限定バージョンの画集が販売されるほか、ヒグチユウコさんが愛用しているというホルベインのペンセットをはじめ、ステーショナリー、アクセサリー、食器類、さらにはヒグチさんのキャラクターをモチーフにしたキタンクラブのカプセルトイも先行発売される予定となっており、作品鑑賞だけでなくショッピングも楽しむことができます。

その他にも、閉館後の展示室でサーカスのメロディーとダンスを楽しむ「ナイトミュージアム」、オリジナルのバルーンづくりを楽しめる「バルーンアート・ワークショップ」、女性デュオのコンサートとヒグチユウコさんのライブドローイング中継を同時に実施する「サーカス・ナイト」など、本展の関連イベントの企画も盛りだくさん。

2月8日(金)と3月8日(金)の13:00〜16:00には、小さな子供連れの方に有料の託児サービスも提供(事前申込制)。

ヒグチユウコさんの描く猫や少女、キノコ、不思議な生物たちが繰り広げる、楽しくてどこか切ないサーカス(Circus)の世界を間近で見て楽しんでみては。

 

イベント概要

名称:ヒグチユウコ 展 CIRCUS[サーカス]
期間:2019年1月19日(土)~3月31日(日)
時間:10:00〜18:00
   ※入場は閉館の30分前まで
休館:月曜日(2月11日は開館)、2月12日
料金:一般800円、大高生600円、中学生以下無料

会場:世田谷文学館 2階展示室

〒157-0062東京都世田谷区南烏山1-10-10

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参考:ヒグチユウコの世界が炸裂、画材メーカーとの新作コラボアイテムが登場
(C) Yuko Higuchi/Setagaya Literary Museum

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