ここは天国ですかニャ!?猫&カピバラと触れ合える「カピねこカフェ」吉祥寺駅前にオープン
毎年この時期になると、気持ちよさそうにお湯につかっている姿で多くの人々を魅了しているカピバラ。
カピバラは元来、アマゾン川を中心とした温暖な気候の水辺に生息している動物のため寒いのが苦手。
日本の動物園では露天風呂に入る光景が冬の風物詩となっていますが、もともとは、静岡県の伊豆シャボテン動物公園でお湯を使って清掃していたところ、残り湯に浸かっているカピバラの姿を見かけたスタッフの方が考案したのが始まりと言われています。
そんなかわいいカピバラと室内で触れ合える何とも珍しい猫カフェが、東京・吉祥寺の駅前に先月オープンしました。
店内には「タワシ」くんというカピバラ(男の子)をはじめ、茶トラ、サビ、黒白、グレーなど、10匹ほどの猫スタッフが在籍。みんな同じ空間で思い思いの時間を過ごしています。
写真で見比べると明らかに猫より大きな体格をしているので、「人間を噛まないの?」「猫と共存できるの?」など、カピバラと触れ合ったことがない人にとっては、いろいろと気になるところ。
お店の人によると、カピバラは世界最大のげっ歯類であるものの、実は人になでられるのが大好きな動物で、猫たちとも仲良く暮らせる温和な性格の持ち主なのだとか。
ちなみにタワシくんは繊細で愛情深く、オヤツが大好きでソファーで猫と一緒にお昼寝するのが日課。入場料にはオヤツがセットになっているため、くつろいでいるタワシくんと一緒に写真を撮ったりオヤツをあげたりしながら、まるでお家でカピバラを飼っているかのような体験を味わえるのが醍醐味。
もちろん猫ちゃんとも触れ合うことができるので、猫とカピバラ、ダブルで癒やされるという、動物好きにはたまらないひと時を過ごすことができます。
また、同店では地域と連携し、飼い主のいない保護猫を受け入れて里親探しを行っているのも特徴。
譲渡対象の中に迎え入れたい猫ちゃんがいた場合は、スタッフの方に希望を伝えることができますが、譲渡には審査があり、当日連れて帰ることは不可。譲渡までに2〜3回程度の来店が必要となるほか、譲渡時には保護や飼育に要した費用が必要となります。
お店の利用料金は大人の場合2,200円/60分で、子供(6歳〜小学生)の場合は半額(いずれも1ドリンク+カピバラおやつ付)。HPから予約を行うと優先的に入店できますが、空いていれば予約なしでも入店することができます。
猫カフェ情報
店名:カピねこカフェ
時間:12:00〜18:00
定休:水曜日
<入場料金>
大人:2,200円/60分
子供:1,100円/60分
<延長料金>
大人:1,100円/30分
子供:550円/30分
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-10 PLATANO 2階
© Capy Neko Cafe