保護猫カフェのピンチを救うニャ!お店ごとに必要な支援が分かる「保護猫カフェ応援特設サイト」

新型コロナウイルスの影響により時短営業や営業自粛を余儀なくされ、経営的に大きな打撃を受けている店舗が多い中、一部では保護猫カフェを支援しようとする取り組みが始まっています。

舌をペロッと出す保護猫のイメージ写真
営業自粛は厳しいニャ

保護猫カフェは文字通り保護された猫たちと触れ合うカフェスペースで、訪れた人々の癒やしの場となっているだけでなく、ボランティアが保護した猫の受け入れ先となっていたり、里親希望者とマッチングさせることにより新しい家族との出会いの場として機能しているお店も少なくありません。

しかしお店の家賃や光熱費をはじめ、保護猫の食費や医療費などは来店客による消費活動の収益から賄われていることが一般的で、営業自粛により売上が減ると保護猫の命が危険にさらされてしまいます。

そんな保護猫カフェを支援すべく2020年4月23日にオープンしたのが「保護猫カフェ応援特設サイト」。

保護猫の店舗ごとに必要な支援物資や方法が分かる「保護猫カフェ応援特設サイト」

保護猫カフェでは支援物資の提供を呼びかけているお店が多いものの、猫の飼育数や生活環境、備蓄状況などがお店によって異なることから、いま本当に必要としている支援内容は店舗ごとに異なるのが実情です。

今回登場した「保護猫カフェ応援特設サイト」ではトップページ(pochi-tama.or.jp/hogoneko-shien)に全国の保護猫カフェマップを掲載。

全国の保護猫カフェマップ by 保護猫カフェ応援特設サイト
保護猫カフェマップ

都道府県別に保護猫カフェの店舗概要がまとめられていて「応募先ページへ」をクリックすると、Amazon欲しいものリスト、オンラインショップでの商品購入、クラウドファンディングでの支援、支援金の寄付、ボランティアなど、各店舗ごとに必要な物資や支援の方法を簡単に確認できるのが特徴です。

 保護猫カフェの店舗概要イメージ by 保護猫カフェ応援特設サイト
店舗概要イメージ

このサイトを公開したのは、犬猫の里親マッチングサイト「ぽちとたま」を運営している一般社団法人 和(わ)。

殺処分ゼロを目標に掲げる「ぽちとたま」は、犬猫の保護活動をしている人や様々な事情によってペットを飼うことができなくなってしまった飼い主たちと、ペットを飼いたい&犬猫の里親になりたいと考えている人同士を繋いでマッチングするサービスで、サイト上で会員登録をすると無料で里親募集や申し込みができるようになります。

犬猫の里親マッチングサイト「ぽちとたま」
ぽちとたま

同サイトによると、これまで来店した人々に癒やしを届け、新しい家族を見つける社会的な役割を果たしてきた保護猫カフェが、現在は新型コロナウイルスの影響により大変厳しい状況に置かれていると指摘。

店舗に直接ヒアリングを行ったところ、事業継続に限界を感じているお店が多かったことから、何か助けに繋げることができないかと考え「保護猫カフェ応援特設サイト」の開設に至ったとしています。

なお、保護猫カフェが支援情報の掲載を希望する場合は、同サイトの問い合わせフォームより申し込むことができます。

<参考>
ミルクボランティアも募集できるニャ!犬猫の里親マッチングサービス「ぽちとたま」
犬猫の里親募集イベントが相次ぎ中止、対策として「ペットのおうち」がWEBの譲渡会場を公開

(C) 一般社団法人 和

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