金魚の美術館にねこが現れる…!アートアクアリウムで猫の日イベントを開催&ネコ好きな浮世絵師・歌川国芳の作品も展示中
東京・銀座三越新館8階にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」で2月18日(土)より、館内のどこかに猫たちが現れる「ニャアートアクアリウム」が開催されます。
アートアクアリウムは、水槽の中で泳ぐ金魚の姿を、水槽の造形美や光、音楽、香りなどで演出することによって、幻想的な空間を作り出すアート展覧会。
これまでに日本国内や世界各地で40回以上にわたって開催され、累計1000万人以上が訪れている人気イベントで、2000年には初めての常設展を東京・日本橋でを開業し、昨年5月からは銀座三越に移転してリニューアルオープンしています。
2月18日(土)からは期間限定で、館内のどこかに隠れニャンコたちが登場する「猫の日」企画がスタート。
金魚に興味津々の猫と、優雅に泳ぐ金魚がコラボレーションするという遊び心のある演出で、金魚を眺めて楽しむのはもちろん、どこに猫がいるかを探しながら観賞してみるのも面白そうです。
もともと館内には、大のネコ好きとして知られる江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳が描いた、金魚や鯉などの作品が20点ほど展示されていますが、中には金魚と化猫が描かれた図『百ものがたり』や、着物を着て人間のように振る舞う猫の絵『猫の源氏 賢木』など、猫に由来する作品も。
江戸の庶民に親しまれていたという金魚観賞とネコを、浮世絵を通して楽しむことができます。
同館にいる金魚は約70種類ほど。たくさんの金魚が様々な水槽の中で泳いでいますが、イベント期間中はピンポン玉のような、まん丸いフォルムをした金魚「ピンポンパール」に注目。
表面が真珠のように盛り上がったパール鱗が特徴で、一生懸命に泳ぐ愛らしい姿に癒される人も多いという人気の金魚ですが、よく見られるのは体がオレンジ色の個体。今回は猫の日に合わせて、三毛猫を彷彿とさせる珍しい三毛柄(黒×白×オレンジ)のピンポンパールが登場します。
アートアクアリウムに隠れネコが出現するのは2月18日(土)~2月24日(金)までの1週間限定。金魚を眺めるネコたちを見つけて写真撮影を楽しんでみては。
名称:アートアクアリウム美術館 GINZA
時間:10:00~19:00
場所:銀座三越新館8階(入口9階)
住所:東京都中央区銀座4-6-16
<参考>
・ネコの妖怪「猫又」が可愛いアクセサリーになって登場!モデルは歌川国芳の浮世絵作品ニャ
・銀座、有楽町、池袋、博多に猫アイテムの自販機が出現!世界的な名画をネコ風にアレンジした『キャットアート』をグッズ化
・ねこと葛飾北斎の世界観を料理で表現!ネコ好きなら一度は食べてみたい会席料理が八王子のホテルに登場
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