猫のBGMを聞きながら猫アートを鑑賞できる!横浜の西洋館・エリスマン邸で「猫んちぇると展」が開催
神奈川県横浜市の山手地区にある西洋館・エリスマン邸で2月22日(水)より、猫をテーマにしたイベント「猫んちぇると展 ~猫に捧げる美のオマージュ~」が開催されます。
横浜の山手地区は、港や市街地を望む丘陵地に広がる閑静な住宅地エリアで、旧外国人居留地として発展してきたことから、西洋館や外国人墓地などの歴史・文化資源が多く残されていている一方、生涯で500匹の猫と暮らしたと言われる文豪・大佛次郎の記念館や、ヨコハマ猫の美術館が存在するなど、猫にゆかりのある地域としても知られています。
そんな横浜の猫スポットで猫の日(2月22日)に始まるのが本イベント。
会場には猫をモチーフにした絵画やイラスト、彫刻、写真、フラワーアート、書、建築など、さまざまなジャンルの猫アートが集結して、約60点ほどの作品が展示されるほか、平和への願いを込めた猫作品も特別展示されます。
<参加アーティスト>
相原聰(建築)、相原颯貴(写真)、アイハラハルキ(絵画、立体)、相原夕佳(書)、新井茜(絵画)、市山こずえ(動物専科上絵付け)、伊平岳(絵画)、緒方瑛子(絵画、白磁上絵付け)、Ohara Hanayo(彫刻)、加藤優一(絵画)、酒井早苗(フラワー&アートワーク)、高木共子(絵画)、TINCATS with EXO(彫刻)、Traveler(絵画)、羽田野絵万(絵画)、宮本純子(絵画)、Susumuru(ネイル(釘)アート)
また、会期中3日間は、ホールに常設のピアノでアーティストがBGMを生演奏する企画も実施。ブロードウェイミュージカル『CATS』の劇中歌であるMemory(メモリー)や、スタジオジブリ作品の猫メドレーなど、猫にまつわる曲も流れる中で作品を観賞することができます。
<ピアノ演奏スケジュール>
日程:2月22日(水)、2月25日(土)、2月26日(日)
時間:13:00〜16:00頃
会場となるのは、戦前最大と言われる生糸貿易商社「シーベルヘグナー商会」の横浜支配人格として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅を再現した西洋館。
元邸宅は日本の建築界に大きな影響を与え「近代建築の父」と呼ばれたアントニン・レーモンドの設計による建築物で、1982年に解体されてしまったものの、その後元町公園内に移築して復元。館内には設計者レーモンドがデザインを手掛けた家具が復元展示されているほか、窓下棚や装飾など、レーモンドの機能美を追求したシンプルモダンなデザインが随所に見られます。
そんなモダニズム薫る機能美に包まれたエリスマン邸は、猫の美しさを際立せるのに恰好な場所。ネコ好きなアーティストの作品や音楽を楽しみながら、優雅で楽しいひと時を過ごせるイベントとなっています。
期間:2023年2月22日(水)〜2月27日(月)
時間:11:00〜16:30
:13:00〜16:30 (初日)
:11:00〜14:30 (最終日)
入場:無料
会場:エリスマン邸 (地下ホール&ラウンジ)
住所:横浜市中区元町1-77-4
<参考>
・銀座、有楽町、池袋、博多に猫アイテムの自販機が出現!世界的な名画をネコ風にアレンジした『キャットアート』をグッズ化
・猫の日に向けて気分が盛り上がりそう!猫がテーマの曲を12点収録したコンピレーションアルバムが登場
・1階ロビーに370点の猫写真をずらりと展示!ネコ好きな小説家・大佛次郎の記念館で毎年恒例のねこ写真展が開催
画像提供:Ai Fiori