30歳の長寿猫がギネス記録!現役の最高齢を5歳更新

※2016年5月16日追記

アメリカのテキサス州に住む30歳の猫が4月8日、現在生存している猫の中で最高齢であるとしてギネス記録に認定されました。

30歳の長寿猫がギネス記録引用:guinnessworldrecords.com

 


どんな猫なの?

ギネスに認定されたのはのスクーター(Scooter)という名前のシャム猫

03スクーター(Scooter)という名前のシャム猫引用:guinnessworldrecords.com

1986年3月26日生まれの30歳です。

飼い主さんが行く所には何処にでもついてまわり、肩にも乗ってくるような甘えん坊。毎朝6時には飼い主さんを起こして、帰宅するといつもドアの前で待っている可愛らしい性格の持ち主なのだそうです。

肩に乗るシャム猫引用:gma.yahoo.com/30-old-siamese-cat-named-worlds-oldest-guinness-164703539–abc-news-pets.html

猫にしては珍しく新しい場所に行ったり人と会ったりするのが大好きで、なんと今までアメリカにある45の州を飼い主さんと旅行で訪れているのだとか。飼い主さんのお母さんが暮らしている老人ホームにもたびたび行っているようで、とてもアクティブな猫なんですね。

 

30歳の猫ってどれくらい長寿なの?

猫の平均寿命は日本の室内飼いの猫の場合だと16歳を超えるほど長寿になってきていますが、その倍近い年齢です。人間の年齢に換算すると136歳くらいの年齢になりますので、いかに長生きをしているかが分かります。

また、シャム猫の平均寿命は15歳〜20歳くらいと言われており、もともと長寿な猫種ではあるのですが、それと比べてもかなりのご長寿ですね。

今まで現役最高齢だったのはアメリカのオレゴン州に住むコードュロイ(Corduroy)という名前の猫。

長寿猫のコードュロイ(Corduroy)引用:guinnessworldrecords.com

2015年12月16日に25歳でギネス認定されていますので、今回は5歳も現役最高齢が更新されたことになります。

 

今までの最高齢は?

ギネスの世界記録で最も長生きした猫は、アメリカのテキサス州オースティンに住んでいた、Creme Puff(クリーム・パフ=日本語でシュークリームの意味)という名前の猫です。

1967年8月3日~2005年8月6日まで生きたと言われており、記録となっている寿命は38歳と3日。人間の年齢に換算するとなんと約170歳ほど生きたことになります。

それ以外にも以下のような長寿の記録が残っています。
34歳、Granpa Rex Allen(アメリカ・1998年)
34歳、Ma(イギリス・1957年)
33歳、Fluffy(オーストラリア・1981年)
30歳、Beebee(カナダ・2001年)
※括弧内は没年
 

さて、冒頭にご紹介したスクーター(Scooter)という猫、最近は2年ほど前に骨折してから検査と治療を続けているのですが、獣医師さんの話によると生きる意志がとても強い猫なのだそうですので、まだまだ長生きしてくれそうです。

猫を飼っている人にとっては、このご長寿猫にあやかりたいものですね。

 
(追記 2016年5月16日)
5月15日に飼い主が明らかにした情報によると、スクーター(Scooter)はギネス認定された時点で亡くなっていたそうです。
誠に残念ではありますが心よりご冥福をお祈りします。

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