猫の芸術作品を集めた「猫たちの遊々展2017」ほくさい美術館で開催中

埼玉県加須市にある「ほくさい美術館」で、猫をモチーフにした芸術作品を展示する「猫たちの遊々展2017」が開催されています。

ほくさい美術館は、芸術家の此木三紅大(このき みくお)氏の作品を総体的に紹介するとともに、コレクターである田部井仁市(たべい じんいち)氏が所蔵する絵画を展示した美術館です。

現在開催されている「猫たちの遊々展」は今回で7回目を迎える展示会で、回を追うごとに出展数が増え続け作品内容も充実。

館内には猫たちの表情を芸術作品にして応募された約50名の作家による絵画や彫刻、陶芸、写真など、およそ100点の作品が展示されているほか、愛猫家でもある芸術家・此木三紅大氏の作品をはじめ、藤田嗣治、フジ子・ヘミング、藤井勉、内藤瑶子などの特別出展作品も集合するなど、館内は猫づくしとなっています。

展示されている猫のアート作品 by 猫たちの遊々展2017

<作家一覧>
阿蘇恵子(油彩画)、石毛一徳(絵画)、伊藤美枝子(陶芸)、大空美代子(日本画)、大塚悦夫(油彩画)、大淵ヤス子(油彩画)、大村冨美子(写真)、尾島敬子(水彩画)、恩田みどり(ガラス絵)、金澤久子(油彩画粘土)、川末宏明(水彩画)、城戸玲子(油彩画)、木村裕子(油彩画)、切替丈雄(アクリル画)、郡司恵子(パステル画)、小菅りくえ(木彫)、小平めぐみ(油彩画)、佐竹茉莉子(写真)、重高洋二(アクリル画)、鈴木隆(鉛筆画)、鈴木寛子(パステル画)、関口啓子(アクリル画・水彩画)、高橋悦子(立体水彩画)、高橋和一(油彩画)、田中 勝(木彫り)、畑上育恵(顔彩画)、花澤三津子(アクリル画)、半田さなえ(アクリル・クレヨン)、藤野智子(油彩画)、船本 進(切り絵)、堀馨日(絵画)、丸山文男(油彩画)、山口洋子(水彩画・ガラス絵)、山本映子(アクリル画)、山本昌宏(絵画)、湯沢朱美(切り絵)、増田 誠(切り絵)、此木三紅大、塩月伶治、塩月秀治

猫たちの遊々展2017に出展している作家

優秀な作品には、ほくさい美術館最優秀賞をはじめ、松山庭園美術館賞、審査員特別賞、ほくさい美術館優秀賞、ほくさい美術館奨励賞、審査員特別賞など、各賞の受賞作品が発表されていますので、訪れる方はじっくり鑑賞してみては。

また、来館者の投票によって決める「私の好きな作品大賞」が現在行われており、8月31日(木)までに来館するとお気に入りの作品に投票することができ、結果は9月3日(土)ごろ発表される予定となっています。

展示作品の一部は購入可能となっているほか、会場では多彩な猫グッズも販売されていますので、猫好きな方は訪れてみてはいかがでしょうか。

 


猫たちの遊々展2017

期間:2017年7月15日(土)〜9月24日(日)
時間:10:00~17:00
休館:月曜・火曜

<入館料>
一般:800円 / 小中学生:400円
※20名以上の団体は100円引き
※小学生以下は同伴者が必要

会場:ほくさい美術館

埼玉県加須市北小浜146-1

画像提供:HOKUSAI MUSEUM

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