猫の国勢調査2018が発表!猫の種類・柄・名前ランキング
アイリスオーヤマの運営するペット専門サイト「アイリスペットどっとコム」が、2010年から毎年猫の日(2月22日)に合わせて公表している「猫の国勢調査」。その2018年度版の結果が先日発表されました。
![猫の国勢調査2018](https://cat-press.com/wp/wp-content/uploads/2018/02/1-6.png)
アンケートの調査対象となったのは、同サイトの会員が飼っている1,996匹の猫たちで、昨年よりも300匹ほど増加しています。
調査項目は「愛猫の種類」「愛猫の柄」「愛猫を迎え入れた場所」「愛猫の性格」「愛猫に与えているフード」「愛猫について困っていること」の6つで、その中から本記事では「愛猫の種類」と「愛猫の柄」のランキングをピックアップ。
また同時に「猫の名前ランキング大調査2018」の結果も発表されましたので、合わせてご紹介します。
飼い猫の種類ランキング 2018
最初は自身で飼っている猫の種類について、回答数の多い順に並べたのが以下のランキングです。
1位 雑種、混血種、MIX(1,179匹)
2位 日本猫(茶トラ/三毛)(337匹)
3位 スコティッシュフォールド (97匹)
4位 アメリカンショートヘア (94匹)
5位 マンチカン(41匹)
6位 ロシアンブルー(37匹)
7位 ペルシャ(33匹)
8位 メインクーン(26匹)
9位 ノルウェージャンフォレストキャット(24匹)
10位 ラグドール(15匹)
1位と2位は昨年と同じく、純血種ではない猫たちが独占する結果となりました。「何処から猫を迎え入れたか?」という問いに対して、全アンケート回答者の約54%が野良猫を保護したり保護猫を譲り受けたと回答していますので、ごく自然な結果と言えるでしょう。
3位〜10位まではすべて純血種で、順位変動はあったもののランク外からの入れ替えはなく、同じ猫種が人気を維持しています。
順位的には昨年4位だったスコティッシュフォールドが3位に、昨年8位だったロシアンブルーが6位に順位を上げており、それぞれ30匹と20匹ずつ大きく数が増えているのが目立っています。一方、全体の回答数が増えたにもかかわらず数が減ったのは、7位→10位にランクを下げたラグドールのみという結果になりました。
飼い猫の柄ランキング 2018
続いてはどのような柄の猫を飼っているのかについてのランキングです。
![キジトラのイメージ写真](https://cat-press.com/wp/wp-content/uploads/2017/08/16-4.jpg)
1位 キジトラ (250匹)
2位 黒白 (244匹)
3位 茶トラ (200匹)
4位 黒猫 (165匹)
5位 白猫 (128匹)
6位 茶トラ白 (127匹)
7位 三毛 (120匹)
8位 キジトラ白 (91匹)
9位 サバトラ (88匹)
10位 灰猫 (79匹)
全体的に猫の種類ほど数に大きな差は見られませんが、こちらは2010年からのデータもありますので、その推移と共に現在の順位を見てみましょう。
![飼い猫の柄ランキング、2010年から2018年までの順位推移グラフ](https://cat-press.com/wp/wp-content/uploads/2018/02/5-4.png)
なんと1位のキジトラと2位の黒白は9年連続で順位を維持しており、飼い猫の柄としては定番と言えそうです。しかしながら、今年は両者の差がわずか6匹。もしかすると来年あたりトップが入れ替わる可能性があるかもしれませんね。
長年3位の座を争ってきた黒猫と茶トラですが、今年は茶トラに軍配が上がったようです。
また、白猫が2016年から2年連続で右肩上がりに順位を上げてきており、若干白猫ブーム(?)の様相を呈しているほか、毎年のように順位変動がある三毛猫は昨年の10位から7位へと大きくランクアップしています。
逆にランクダウンが目立ったのが6位→9位に順位を下げたサバトラさん。順位だけでなく数も15匹減少しており、サバトラ好きの人にとっては来年巻き返しを期待したいところです。
飼い猫の名前ランキング 2018
名前ランキングは「猫の国勢調査」とは別に同サイトが実施したアンケートで、2,000匹の飼い猫の中から上位の名前を集計した結果になります。
1位 モモ (36匹)
2位 クロ (34匹)
3位 ハナ (24匹)
4位 ソラ (21匹)
4位 タマ (21匹)
6位 チビ (20匹)
7位 ミケ (17匹)
8位 シロ (16匹)
8位 ナナ (16匹)
8位 マル (16匹)
11位 ミー (15匹)
11位 メイ (15匹)
こちらは猫の柄ランキング以上に差が少なく一部の名前だけに回答結果が集中していない、すなわち飼い主の皆さんが猫に多様な名前を付けているものと考えられます。
そのような状況の中で1位を獲得したのが、昨年17匹で4位に甘んじていた「モモ」。その理由として、「響きが可愛い」「呼びやすい」などの理由が多く挙げられています。
大きく順位を上げたのは昨年15位→今年4位の「ソラ」、23位→8位の「シロ」、23位→8位の「マル」、ランク外→11位の「メイ」など。逆に大きく下げたのは2位→8位の「ナナ」という結果になりました。気になるのは1位から11位までの名前すべてが2文字で、これは昨年のランキングでも同じ。飼い猫には2文字の呼びやすい名前を付けるのが主流になっていると言えそうですね。
今回ご紹介したランキングで以外にも、猫の国勢調査では「愛猫を迎え入れた場所」「愛猫の性格」「愛猫に与えているフード」「愛猫について困っていること」、名前ランキングではオス・メス別の名前ランキングも発表されていますので、気になる方は公式サイトをチェックしてみては。
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