<JAF調査>猫が車に入り込んでしまうトラブルは1年中注意が必要

自動車の故障救援サービスを行うJAF(日本自動車連盟)が先日、今年の1月に猫がクルマに入り込んだことによるトラブルの救援依頼件数を発表しました。

JAF(日本自動車連盟)のロゴ

それによると、2018年1月1日~1月31日の1ヶ月間に猫が原因で起こったトラブルで、JAFのスタッフが実際に出動したケースは19件発生。そのうちの13件がエンジン始動後に異変に気づいて依頼したものだったとしています。

JAFによるロードサービスのイメージ

冬の時期における車と猫のトラブル防止といえば、日産自動車による呼びかけてはじまった、乗車する前にボンネットを軽く叩いて猫がいないか確認する「猫バンバン」というムーブメントが近年注目を集めています。

日産自動車の「#猫バンバン」プロジェクト

冬は外で暮らしている猫にも堪えるほど気温が下がることがあるため、外猫たちにとって車のエンジンルームは寒さをしのぐのにもってこいの場所。特にエンジンルームの中は、車体の下にある隙間から潜り込んでしまう猫が多いと言われています。

車は猫にとって雨風をしのぎ、人目につきにくい空間

しかし、猫が車のエンジンルームの中に潜んでいる状態でエンジンをかけて発車すると、猫がエンジンベルトやタイヤに巻き込まれたりエンジンルームの高熱にさらされたりして、猫にとっても運転手にとっても悲劇的なことになってしまいます。


そのような事態を避けるため、エンジンをかける前には車のボンネットをと優しく叩いてやると、猫はびっくりしてエンジンルームから逃げ出してくれる・・・というのが「猫バンバン」が推奨されている理由です。

車の下にいる猫のイメージ写真

このように、冬になると猫の命を守るためにドライバーさんたちへ呼びかけが行われている「猫バンバン」ですが、JAFが先月出動した19件のうちニャンと1件は日本で最も暖かい沖縄県。実はJAFには1年を通して猫がクルマに入り込むトラブルの救援依頼が寄せられるのだとか。

一般的には冬になると暖かい場所を求めてエンジンルームの中に侵入すると思われがちですが、猫はそもそも狭くて暗いところに潜り込むのが大好きな動物。駐車しているクルマのエンジンルームは雨風をしのげるだけでなく、中にいれば人目につくことがないため警戒心の強い猫にとっては特に安心できるようです。

車のタイヤの上で眠る猫

また、JAFの救援依頼の中には「エンジンルーム下部のアンダーカバーの上に子猫が4匹生まれていた」という内容も含まれていたことから、母猫にとっては子どもを生むのにも快適な空間だったと考えられます。

という訳で、ドライバーさんにとっては冬だけでなく、年中猫が車に入り込んでいないか注意した方が良さそうですね。特に「駐車場の周りでよく猫を見かけたるようになった」「久しぶりに車に乗る」というような場合には、エンジンルーム付近を叩くだけでなく、ボンネットを開けて直接確認することが推奨されています。

(C) JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION/jaf.or.jp