猫の毛づくろいを始めたのは…なんと子牛!映画「岩合光昭の世界ネコ歩き」第2弾の新予告映像が公開

2021年1月に公開が予定されているドキュメンタリー映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』の新しい予告編映像が12月18日に公開されました。

映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』 のポスター&メインビジュアル
公開まであと少しニャ

本作はNHK BSプレミアムで放送されている人気テレビ番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』の映画版で、青森のリンゴ農園で暮らす猫の家族に密着した『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』に続く第2弾。また、動物写真家の岩合光昭さんが監督を務める映画としても、人気コミックを落語家の立川志の輔さん主演で実写化した『ねことじいちゃん』に続く第2弾となる映画作品です。

今回のテーマは「ネコの家族愛」で、岩合さんが1年をかけてふたつのネコ家族に密着。

一つは標高800m以上の高地で15万の人々が水上生活を送るミャンマーのインレー湖が舞台で、湖上に建つ小さな家で暮らしているネコの家族とヒトの家族を見つめるストーリーとなっているほか、もう一つの舞台である北海道の牧場では、大家族のネコたちが厳しくも温かい環境の中で成長し、自分なりの新たな世界を築いていく様子が描かれています。

インレー湖で船に乗る少年と猫たち by 映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』 のワンシーン
インレー湖で共存する人間とネコ

来年の劇場公開まで残り1ヶ月を切った中、新たに北海道の牧場を中心とした予告編映像が公開されました。映像は子牛舎に1匹の猫が入ってきたシーンから始まります。


子牛たちが個々のスペースでバケツに入ったご飯を食べている中、猫は周囲の様子をうかがいながら舎内をトコトコと歩きまわり、不意に1頭の子牛の前で立ち止まって危険がないことを確認すると、その下で休憩することに。

するとご飯を食べていたはずの子牛の頭が上からヌッと降りてきて、猫の横顔を勢いよくベロンベロンと舐めまわし始めます。

猫を毛づくろいする子牛 by 映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』
手加減して欲しいニャ

その熱烈ぶりに一瞬迷惑そうな表情をするものの、逃げようとはせずにされるがままの猫。 最初は舐めていた子牛も途中からエスカレートして甘噛みしているような状態となり、ナレーションを担当している中村倫也さんも思わず「食べられてるよ、逃げないの?」とコメント。

そんな心配をよそに、猫は満更でもなさそうな表情を浮かべていて、その光景はまるで子牛の大きな口でマッサージしてもらっているかのようです。

しかし、舐めているのは子供とは言え、猫よりも圧倒的に大きな体をした牛。唾液量も多いのか毛づくろいされ終わったあとの猫の毛はべったりと濡れて、ボサボサになっているのが印象的です。

ひとしきり猫を愛でて満足したのか子牛が舐めるのを止めると、猫は水分を振り払うかのようにブルブルッと体を震わせて、別の場所へと去って行きました。

ちなみにこの猫は子牛舎のビッグママこと「チャカスケ」の子供で、「サボ」という名の茶白猫。サボには「デイジー」という兄弟猫がいたり、親牛舎と子牛舎では根城にしている猫が違ったりと、ひとつの牧場ながら複雑な猫同士の関係にも注目です。

その他にも映像には、木のボートに乗せてもらって湖上を移動する猫や、ボートから降りて湖で泳ぎだす猫、住民の子供に可愛がられている猫など、ミャンマーの湖上で生きる猫たちの日常風景も収録されています。

また、劇場公開に先立ち12月22日(火)には映画と同名の写真集が発売。

写真集『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』の表紙イメージ
写真集のジャケット ©Mitsuaki Iwago

さらに12月26日(土)〜2021年1月6日(水)にはそごう千葉店にて同名の写真展も開催され、来年からは各地を巡回するなど、スクリーン以外でも楽しめる企画が予定されています。

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<参考>
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©「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会 ©Mitsuaki Iwago

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