舞台はミャンマーと北海道!映画「岩合光昭の世界ネコ歩き」の第2弾が公開決定!語りは中村倫也
日本を代表する動物写真家・岩合光昭さんが監督を手掛ける映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』が2021年1月8日(金)に公開されます。
地球上のあらゆる地域を40年以上にわたって飛び回り、様々な野生動物を撮影している岩合さん。
テレビ番組では「岩合光昭の世界ネコ歩き」の出演で知られていますが、2017年には青森のリンゴ農園で暮らす猫の家族に密着した映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』に出演。
2019年には落語家の立川志の輔さんを主演に抜擢した初映画監督作品『ねことじいちゃん』を制作して大ヒットを記録するなど、近年はネコ映画の出演や監督まで活躍のフィールドを広げています。
新たに公開される映画は「岩合光昭の世界ネコ歩き」としては第二弾、岩合さんの監督映画としても第二弾となる作品で、「水と大地のネコ家族」というタイトルが示唆しているとおり、ミャンマーの湖上と北海道の牧場で暮らす猫たちに密着したストーリーです。
東南アジアの一国で100以上の民族が暮らしているミャンマーでは、標高800m以上という高地に位置し、15万の人々が水上生活を送っているインレー湖が舞台。湖上に建つ小さな家で暮らしているネコの家族とヒトの家族が、共に寄り添い合って生きています。
もう一つの舞台は北海道のとある牧場。そこではたくさんの母ネコ、オスネコ、そして子ネコが、まっすぐに生きていて、時に温かく、時に厳しく、ネコたちは成長し、自分なりの新たな世界を築いていきます。
作中では、そんな2つの舞台を流れゆく季節の中で見つめながら、あるがままの「ネコの家族愛」が描かれています。
「岩合光昭の世界ネコ歩き」では、テレビ&映画ともに著名な俳優がナレーションを務めることが通例となっていますが、本作では志村どうぶつ園の出演など動物好きで知られる中村倫也さんの起用が決定。
ネコたちの愛と絆を捉えた映像に、どのような語りをみせてくれるのか注目が集まります。
また、映画製作の発表に合わせて、中村さんと岩合さんからはそれぞれ以下のコメントが寄せられています。
――中村倫也
「ねこって飽きない。 実に気ままに、風に吹かれるままに、己の興味に素直に生きている。くるくると変わる表情やその視線の先に何を捉えているのか、つい夢中になる。そして、気づくとニンマリする。きっと皆さんもこの作品に触れればニンマリできるでしょう。そしてナレーションを録りながら僕もニンマリするのでしょう。ご期待ください。」
――岩合光昭
「この映画には、ふたつの舞台があります。ミャンマーで出会った、湖上の高床式家屋で暮らす、ネコの家族とヒトの家族。朝になり昼になり夜になり…… 飾らない日常が、種を超えた互いを思うやさしさに包まれたとき、その輝きに心奪われます。北海道の牧場に、ウシやイヌと暮らすたくさんのネコたちがいます。力を合わせ協同保育をする母ネコたち、さまざまな成長を見せる個性豊かな子ネコたち。ヒトがひとりひとり違うように、ネコたちも自分なりに、春、夏、秋、冬、生き抜いていきます。ネコが見せてくれた家族愛と、自分らしくあることの大切さ。楽しんでいただけたら幸いです。」
映画の公開は2021年1月ですが、先行して2020年冬には写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」が各地を巡回して行われるほか、2020年12月には同名の写真集も刊行される予定となっています。
公開:2021年1月8日(金)全国ロードショー
配給:ユナイテッド・シネマ
監督・出演:岩合光昭
ナレーション:中村倫也
音楽:髙野正樹 制作プロダクション:ジーズ・コーポレーション 製作:「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会
ユナイテッド・シネマ NHKエンタープライズ 朝日新聞社 クレヴィス ジーズ・コーポレーション 配給:ユナイテッド・シネマ
映像提供:NHK
■公式ホームページ:http://nekoaruki-movie2.com
■公式 Twitter: @nekoaruki_movie
<参考>
・アイスランドからエジプトの子猫まで!150点の作品を展示する岩合光昭写真展「こねこ」札幌で開催
・猫に寄り添う人の気持は世界共通ニャ!岩合光昭氏の新しい写真集「スタンド・バイ・ニャー」
・世界ネコ歩きにも登場!アイルランドで最も有名な猫の自伝「羊飼い猫の日記」日本語版が刊行
©「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会 ©Mitsuaki Iwago