映画・旅猫リポートの公開前日、福士蒼汰と猫のナナが舞台挨拶した様子を公開

映画「旅猫リポート」が第31回東京国際映画祭の特別招待作品として10月25日に上映されたことを記念して同日、主演の福士蒼汰さん、主演猫のナナ、三木康一郎監督が登壇して行った舞台挨拶の様子が公開されました。

映画旅猫リポートの舞台挨拶に現れた福士さん&ナナ&三木監督舞台挨拶に現れた福士さん&三木監督

上映後、まだ涙をぬぐう観客の姿もある中で始まった舞台挨拶では、主演の福士蒼汰さんが「今日は上映後ということで、(会場のお客様を見渡し)皆さんのお顔を見るとそれぞれいろんなことを考えていらっしゃるのかなと思います。」と語りかけると、本作を手掛けた三木康一郎監督も「本日は集まっていただきありがとうございます。映画いかがだったでしょうか?」と感想を問いかけ、客席からは拍手喝采が。そのリアクションを受けて「ありがとうございます。とても優しい映画になったと思います。今日はたくさん映画の話しが出来ればと思います。」と感謝の思いを伝えました。

続いて本作が東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれた時の心境を聞かれると、福士さんは「非常に嬉しかったです。自分が出演している作品が東京国際映画祭に出品されたのは初めてなので、このような機会にたくさんの方に映画を観ていただけてとても光栄です。」と語り、三木監督も「撮影中は必死だったけど、映画祭に出品されるなんて思ってもなかったので、こういった場で上映していただけるのは、俳優とスタッフの皆さんが頑張ってくれたおかげだと思うので感激しています。」と感想を述べました。

映画・旅猫リポートは、東京国際映画祭だけでなく7月にはカナダのファンタジア国際映画祭ですでに上映されているほか、現在7ヵ国での配給も決定。


海外でも上映の機会が広がりつつある状況について福士さんは「僕はこの映画は、普遍的なものがあると思っています。動物や人に対する愛情だとか、全世界の人が愛せる、同じ感覚があるものが作品の題材であることが、世界中の皆さんに観ていただける理由にあるのかなと思います。」と回答。三木監督も「猫の人気が世界的なんだなと思いました。世界中の人が猫が好きなんですね。」と、作品のテーマや猫に国境を超えて感動をもたらす要因があったとの見方を示しました。

作中で猫好きな心優しい青年・悟を演じた福士さんは、「悟はとても穏やかで優しい青年なので、その優しさは何で何だろうと考えていくうちに、ただ優しいだけじゃなくて、彼の持っているネガティブな心がポジティブに変わっていく、そんな彼の心情を意識して演じました。人とある一定の距離を取ってしまう彼にとって、ナナだけは心から信頼できる存在、そんな気持ちも大切にしていました。監督からも『福士くんのままでいいから』と言ってもらえたので、僕自身の中にある悟に共感できる部分も意識して演じていました。」と自身の演技について語ると、三木監督も「すごいちゃんと考えてくれてたんだね。ありがとうございます。」と、福士さんの演技について改めて振り返りました。

映画旅猫リポートの舞台挨拶で談笑する福士蒼汰&三木監督

また、小説家・有川浩さんの原作映画で2回目のメガホンを撮ることになった三木監督は「猫を撮影するということが初めてだったんですが、有川先生からは、猫の気持ちを何よりも優先して撮影を行ってくださいと言われていました。なのでナナが嫌そうだったら撮影も中断。作品もナナ中心に描かれているので、ナナが映画を観る人の心をしっかりつかむことができる表情なのか、撮影中はナナの顔をずっと見てました。」と、有川さんとの制作秘話や自身が作品に込めた思いについても述懐。

さらに劇中で名演技を見せた主演猫のナナについて尋ねられた福士さんは「最近仲良くなったんじゃないかなと実感します。やっぱり猫が何を考えているのかはわからないので、僕のことを覚えていてくれているのかちょっと不安だったんですけど、最近はずっと顔を見てくれたり、抱っこした時に落ち着いてくれたりするので、ちょっと仲良くなれたのかなと思いますね。」と仲の良さをアピール。

舞台挨拶後のオープニングイベントでナナとレッドカーペットを歩く予定の福士さんは、「猫がレッドカーペットを歩くのは初めてらしくて、放し飼いで歩かせてみたいですけどね(笑)。なかなかない機会をいただけたと思うので、特別な時間を1秒1秒感じてしっかり歩きたいです。」と、その意気込みを明かしました。

レッドカーペット歩く福士蒼汰、猫のナナ、三木監督、広瀬アリスレッドカーペットでのひとコマ

舞台挨拶の終わりに近づくと、フォトセッションに登場したナナを抱き「ナナちゃん皆さんを前にちょっとドキドキしてますけど、今日も元気です!」とナナの様子を語ってくれた福士さん。

福士蒼汰に抱かれてカメラ目線を送る猫のナナカメラ目線はバッチリにゃ

最後に「明日から映画が公開になります。たくさんの人に観ていただきたいです。今日という日を大事に、この後レッドカーペットも頑張ります!」と観客にメッセージを語り、大盛況のままイベントは幕を閉じました。

©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社