猫の感動物語、人気小説シリーズの第4弾「通い猫アルフィーと海辺の町」

猫と人間の心温まるストーリーで人気の小説「通い猫アルフィー」シリーズの最新作、「通い猫アルフィーと海辺の町」が6月に刊行されました。

小説「通い猫アルフィーと海辺の町」の表紙

「通い猫アルフィー」は大好きだった飼い主の老婦人を亡くし、色々な家を渡り歩く「通い猫」として生きるアルフィーが活躍するシリーズ作品で、イギリスの作家レイチェル・ウェルズ(Rachel Wells)の小説。

自身も愛猫家という著者の処女作「通い猫アルフィーの奇跡」は、英紙サンデー・タイムズのベストセラーにランクインするなど本国で人気を博し、2015年に発売された日本語訳も7回増刷を重ねるヒットを記録。2016年には2作目となる「通い猫アルフィーのはつ恋」を、2017年には3作目となる「通い猫アルフィーとジョージ」が発売されています。


シリーズ第4弾となる今作は、アルフィーが通い先であるクレアたち家族と、前作で登場した新キャラクターのジョージと共に海辺の町に滞在。そこで出会った地元住民のためにアルフィーたちが奮闘する様子を描いた、心温まるストーリーとなっています。

<ストーリー>
通い猫として順調な毎日を送るアルフィーに、ある日思わぬ話が舞い込んだ。 通い先の家族みんなで夏のあいだ、海辺の町の別荘に滞在することになったのだ! 同行したアルフィーとジョージの2匹も青い海に大喜び。だが、いわくありげな地元住民はなぜかアルフィーたち一行を町から追い出したいようで……? 新しい人間、新しい猫との出会い。今度は「旅猫」になって奇跡を巻き起こす!?

時にほっこりとした気持ちになり、時にはハッと気づかされるようなアルフィーの言葉が心に残る本シリーズでは、これまでにさまざまな名言が飛び出してきました。

なにしろ愛には大きな力があって、実際に地球を回しているんだから。
by 通い猫アルフィーのはつ恋

抱かれ方で相手のことがかなりわかるものだ。
by 通い猫アルフィーの奇跡

だれかを好きになるってすばらしいよ。
by 通い猫アルフィーとジョージ

通い猫は根性なしでは務まらない。
by 通い猫アルフィーの奇跡

どうして人間は不幸せでも環境を変えようとしないんだろう。
by 通い猫アルフィーの奇跡

今作ではどんなアルフィーの言葉が飛び出すのか、興味のある方は手にとってみては。

書名:通い猫アルフィーと海辺の町
著者:レイチェル・ウェルズ
訳者:中西和美
発売:2018年6月20日

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