猫の飼育に関するアンケート結果をアイペット損保が公表
「ハートのペット保険」でおなじみのアイペット損害保険株式会社は7月12日、猫の飼育に関するアンケート結果を発表しました。
猫の飼い主561名を対象に実施したというこのアンケートからは、猫の「しつけ」に悩んでいる飼い主さんが多く、とりわけ「トイレ」ついての問題を抱えているという傾向が明らかになりました。
■飼い始めの悩み
「しつけ」と「去勢避妊」が大きな悩みと感じている人が多いようです。
■しつけの経験
78.4%、多くの飼い主さんが猫に対して「しつけの経験がある」と回答しています。
■しつけの種類
「トイレ」についてのしつけを行った飼い主さんが最も多いという結果に。
■トイレのしつけ方
具体的なしつけの内容は「怒る」と回答している人が過半数を超えています。
トイレのしつけとは、主にトイレ以外の場所での排泄を止めさせることを指していると推測されますが、猫がトイレを失敗してしまう原因は、トイレの場所、トイレの種類やタイプ、トイレの大きさ、トイレの数、トイレの清潔さなどが挙げられます。
参考:猫にとって快適なトイレ環境を用意する
スプレー行為(尿マーキング)をしてしまう場合はしつけではどうにもなりませんので、去勢手術や避妊手術を行う必要があります。猫の夜鳴きや攻撃性を弱めたり、病気の発症リスクを軽減することにも繋がりますので、トイレ問題に悩んでいる飼い主さんはぜひ検討した方が良いでしょう。
参考:子猫や幼少期の間にやっておきたい去勢手術、避妊手術
また、トイレをしつける時に「怒る」と回答した飼い主さんが最も多い結果となっていますが、猫にとってはおしっこすることを怒られたと感じてしまいトイレを我慢してしまう可能性がありますので、まずは失敗してしまった場所の臭いを取り除いてから、トイレの環境を整えるようにしましょう。
そのほか、アンケートでは以下の様な傾向が明らかになっています。興味のある方はこちらをご覧ください。
<アンケート結果の概要>
・猫を迎え入れる際、最初に購入したグッズはフード・おやつが1位
・フードのパッケージに記載されている容量・用法にしたがっている方は約50%
・女性よりも男性の方がフードのパッケージに記載されている容量・用法にしたがう傾向がある
・飼い始めたときからフードの量を自身で決めている方は約70%
・飼い始めの悩みは「しつけ」が1位
・猫のしつけをした経験があると回答した方は78.4%
・半数以上の方が猫にトイレのしつけをしたことがあると回答
・トイレのしつけ方として「おこる」と回答した方は54.7%で1位
・猫にとって危険な場所への立ち入りをしつけたことがあると回答した方のうち56.4%は女性
出典:prtimes.jp