スマホで猫の健康チェックができる!カメラ付きトイレ「Toletta」の本体価格が実質無料に

カメラを内蔵した猫用トイレ「Toletta(トレッタ)」が2021年6月、月額料金だけで利用できる『ねこのヘルスチェックサービス』にサービスをリニューアルしたと発表しました。

リニューアルした猫トイレ「Toletta(トレッタ)」メインビジュアル
猫の健康チェックサービスに

トレッタはねこが中に入るだけで、6つの健康指標(体重・尿量・尿回数・入室回数・滞在時間・経過時間)を自動で計測してくれるスマート猫トイレ。

計測したデータは専用のスマホアプリへ表示され、数値を継続的に把握して病気予防に役立てることができるほか、内蔵カメラによって個体を識別することも可能。多頭飼いしている家庭でも、猫ごとに健康情報を簡単に記録&管理できるのが特徴です。

リニューアルした猫トイレ「Toletta(トレッタ」の本体イメージ
トイレ本体イメージ
リニューアルした猫トイレ「Toletta(トレッタ」を実際に使用する猫のイメージ
記録されてるとは気づかニャい
リニューアルした猫トイレ「Toletta(トレッタ」のアプリ画面イメージ
専用アプリで健康チェック

従来は猫トイレ本体の購入代金として初回に21,780円、専用アプリの利用料として月額1,078円を支払う料金システムを採用していましたが、今後は初期費用を廃止。アプリの月額料金を支払うだけで猫トイレ本体が自宅に配送され、毎月『ねこのヘルスチェックサービス』を利用することができます。

猫トイレ本体が実質無料化された今回のサービス改定には、どのような意図があるのか。

開発元のトレッタキャッツ社によると、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で自粛期間が増えたことにより、自宅での癒やしや安らぎを求めて猫を飼い始めた人が増加した一方で、飼い始めてすぐに「思ったより飼うのが大変だった」という理由で動物愛護団体に保護を求める依頼や飼育放棄が増えていると指摘。

憂鬱そうな猫のイメージ写真
猫を飼うのは責任が伴うニャ

また、同社が猫を飼っている人500名に対して行った調査では、飼育上の悩みとして「病気・健康(69.2%)」が圧倒的1位に挙げられたにも関わらず、「猫が最もかかりやすい病気」を回答できなかった人は約70%にも上り、3人に1人が「病院に早く連れて行けばよかった」と後悔した経験があるなど、猫の健康について正しく理解していない飼い主さんが多いことが明らかになったとしています。

そこで、猫の飼育に慣れていない人をはじめ、ひとりでも多くの飼い主さんに猫の健康について知る・考えるきっかけとなって欲しいとの思いから、今回のリニューアルを実施することに至ったのだとか。

リニューアルした猫トイレ「Toletta(トレッタ」の構成・仕組み
猫砂とシートは市販品でOK

Tolettaの利用者は各種データを計測する基本機能に加えて、獣医師と共同開発したアルゴリズムによって体重や尿量の変化をスマホに通知する「自動状態判定」、計測データに異常があった場合にアラートが届く「AIみまもり機能」などを利用することが可能。

また、トイレ最中の行動を記録する「にゃんこセルフィー機能」によって、猫が用を足すたびにその様子を動画と静止画で自動記録。

自撮りしているかのような愛猫のかわいらしい姿を見ることができるほか、飼い主さんが就寝中や留守中でもトイレに行っているか、トイレ中に変わった様子がないかを確認することができます。

猫トイレ「Toletta(トレッタ」に内蔵されているカメラ
後方にカメラを内蔵
トイレ中の猫を撮影できる「Toletta(トレッタ」
通常は見れない角度で撮影

サービスの利用料金はToletta1台につき月額1,078円で、最低利用期間は課金開始日から6ヶ月間。7ヶ月目以降はいつでも解約することができるとしています(解約後は全機能が停止)。

<参考>
ドリカムの中村正人が猫トイレを発案!流水で自動洗浄できる「ネコレット」大和ハウスから発売
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(C) Toletta Cats Inc.

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