猫を愛した作家・大佛次郎の記念館がアマチュアのねこ写真を募集中

猫を愛した作家・大佛次郎(おさらぎ じろう)の記念館が、来年2月から開催される「ねこ写真展」の展示作品を募集しています。

過去に開催された「大佛次郎×ねこ写真展」の様子過去に開催された写真展の様子

明治30年に誕生した大佛次郎は、鞍馬天狗シリーズや赤穂浪士、パリ燃ゆ、天皇の世紀などの作品を執筆した国民的作家であると同時に、「猫は一生の伴侶」と語る愛猫家。

家の中では常に10匹以上の猫に囲まれて生活し、生涯で一緒に住んだ猫の数は500匹を超えると言われるほど猫との関わりが深く、さまざまなエピソードが残されています。

部屋にいて、障子を閉め切っていて、隙間風が多過ぎたから気がついて見たら、新しく貼った障子の一枚毎に二こまずつ、猫が出入り出来るように穴があけてあった。つまり四枚並んだ障子に合計八個の猫穴があり、廊下の風が自由に入って来ている。まさか猫の数だけ出入口を作ったのではあるまいと考え、妻を呼び出して、猫が八匹いても出入口は一つだけあればよいわけだと叱りつけると、どうせ破きますから、沢山こしらえて置きましたと用意が好過ぎる挨拶である。家の中を人間が安らかに住むように考えるのではない。猫の都合で決まるのである。

ーー「暴王ネコ」より

1964年に自宅で撮影された大佛次郎と猫大佛次郎の自宅にて/1964年

また、猫に関する読み物を数多く残していることに加えて、猫の置き物や玩具なども収集しており、横浜市中区の観光名所・港の見える丘公園にある大佛次郎記念館には、大佛次郎が所蔵していた猫にまつわる品々が多数展示されています。


そんな愛猫家の大佛次郎にちなんで同館では、2019年2月26日〜4月14日まで、第3回目となる猫の写真展を開催。

アマチュアが自身で撮影した猫の写真であれば誰でも応募することができ、応募した作品は会場の専用スペースに展示されるほか、今回からは応募作品に撮影者の思いを伝える「一言」を添えられるように応募ルールが改定されています。

大佛次郎記念館のネコ写真の展示風景

基本的に公序良俗に反しない作品はすべて会場に展示され、来館者による人気投票と審査により各賞を決定。入賞者には賞品が贈呈される予定となっています。

<募集要項>
応募資格:アマチュアのみ
写真規格:カラープリント or モノクロプリント
    :2Lサイズ(178mm×127mm)

<応募方法>
公式チラシの裏面にある応募用紙に写真1枚をテープで貼り付け、 封筒に入れて「ねこ写真展2019」と明記のうえ送付(来館による提出も可)。

<応募締切>
2018年12月8日(土)必着

※他のフォトコンテストに出品した写真は応募不可

応募者自身が撮影した猫の写真に限られるほか、自身のソーシャルメディアやブログに公開した写真でも応募することが可能。1人につき3点まで応募することができますので、ねこの写真を撮るのが好きな方は気軽に参加してみては。

 

展示会概要

名称:大佛次郎×ねこ写真展2019
期間:2019年2月26日(火)~4月14日(日)
時間:10:00〜17:00
  :10:00〜17:30(4月以降)
   ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜(祝休日の場合は翌平日)
入館:高校生以上200円、中学生以下無料

会場:大佛次郎記念館

神奈川県横浜市中区山手町113

(C) The Osaragi Jiro Memorial Museum