猫の癒やし方って知ってる?獣医師が伝授する8つのポイントをまとめた動画をUCCが公開

頭をゆっくりと撫でたりしっぽの付け根を指でトントンと叩いたり、一緒に触れ合っていると何となく猫にとって心地よいポイントというのが分かってくるものですが、それらの多くは感覚的なものであり、猫の専門家から見ると違っていた…なんてことがあるかもしれません。

訝しげな顔をする猫のイメージ写真
正しく癒やしてニャ

そんな中、コーヒーを中心とした飲料食品メーカーのUCC上島珈琲から8月8日、獣医師監修による「猫ちゃんの8の癒し方」と称したネコ好きな人には気になる動画が公開されました。

UCCが公開した「猫を癒す8通りの方法を紹介する動画」のイメージ
UCCの猫プロジェクト

それによると、「猫の癒やし方」として以下のようなポイントが挙げられています。

1. 過ごしやすい温度は28度
2. 知っている人の匂いで落ち着く
3. 静かな環境がほっとする
4. 狭いところが大好き
5. 耳の付け根を撫でてほしい
6. ほっぺたも撫でてほしい
7. アゴも撫でてくれると尚嬉しい


 

猫にとって過ごしやすい温度は28度、エアコンの温度が低すぎても猫ちゃんは言葉で訴えることができないので、特に今の時期は注意したいところ。また、猫が大きな音に敏感であることはよく知られていることですが、人間にとっては身近な扇風機の音なども気にかけてみてとのアドバイスが紹介されています。

意外と知られていないかもしれないのが「耳の付け根を撫でてほしい」というポイント。これは獣医師ならではの視点で、猫は自分では届かない場所を撫でられると喜ぶのだそうで、今まであまり気にしたことがなかった人はぜひ試して愛猫のことを癒やしてあげたいですね。

UCCが公開した猫の癒やし方「NEANS & ROASTERS(ニャンズ アンド ロースターズ)」の映像のワンシーン
動画のイメージ

そして最後の8番目に、最も大切な猫の癒やし方として挙げられているのが、飼い主さん自身がいつも「ほっこり」しているということ。

そのためにUCCの飲料を飲んでほっこりしましょう…というストーリー構成になっているのはともかく、確かに飼い主さんがイライラしていたりギスギスしていると、周りにいる人にとっては落ち着かないものですよね。そんな時にいつも澄ました顔で佇んでいる猫ちゃんも、実はリラックスできていないのかもしれません。

「BEANS & ROASTERS世界猫の日ニャンバサダー」に任命された猫たち

UCCが展開するラテブランドBEANS & ROASTERS(ビーンズ アンド ロースターズ)は、製品コンセプトが「ほっこり、おしゃれ。癒しのカフェの味わい」とであることから、8月8日の世界猫の日にちなんで、猫が与えてくれる「癒し」をキーワードとしたプロジェクト「NEANS & ROASTERS(ニャンズ アンド ロースターズ)」を実施。

UCCのラテブランドBEANS & ROASTERS(ビーンズ アンド ロースターズ)製品イメージ
BEANS & ROASTERS
「NEANS & ROASTERS(ニャンズ アンド ロースターズ)」メインビジュアル
NEANS & ROASTERS

今回の動画はその一環として制作されたもので、飼い主さんが日頃の感謝を込めて愛猫を癒やす動画を事前に募集し、その様子を東京都港区にある猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」の院長で獣医師の山本宗伸氏が監修して取りまとめたもの。

猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」の院長で獣医師の山本宗伸氏
山本宗伸 獣医師

同氏によると、動画に登場している猫には以下のようなリラックスサインが表れていると指摘しています。

・瞳孔が閉じて目が細くなっている
・しっぽに力が入っていない、またはピンと上に立っている
・耳が反っておらず、適度に張っている
・呼吸がゆっくりしている
・アログルーミング(=他の猫ちゃんを毛づくろいしてあげること。お互い仲良くリラックスしていないとなかなか見られない)
・鼻キス(=鼻と鼻を近づけること。警戒のないあいさつの形)
・香箱座り(=前足を折りたたんだ座り方。人間でいう足を組むようなリラックスの形)

猫を飼っている人はすぐに試すことができる実用的な情報であると共に、猫カフェや外で見かけた猫のリラックス度をはかるヒントにもなりますので、ネコ好きな人はチェックしてみては。

参考:山本宗伸獣医師の解説入り、猫用に開発されたフローリング材「ネコフロア」
© UCC UESHIMA COFFEE Co., Ltd.

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