なんと、日光に当たると色が変化する…!猫の刺繍もかわいい新感覚なマスクが登場したニャ
コロナ禍の影響によりマスクをするのが日常的になったことから、最近では地味な使い捨てマスクだけではなく、洗って繰り返し使えるデザイン性の高いマスクも増えてきました。
中でも作家さんが作るマスクはオリジナリティに溢れ、着けてみたくなるものから飾ってみたくなるものまでバラエティに富んでいますが、今回Cat Pressが注目したのはデザインだけでなく、色の変化も楽しめるというユニークなこちらのマスクです。
表面に刺繍されているのは、黄色い猫のシルエットと、ピンクのお花。
マスクらしからぬ明るくて楽しげなデザインで、お散歩の時にでもつけてみたくなるような雰囲気ですが、よく見ると、猫を囲うように「家」の形をうっすらと確認することができます。
実はこのお家の部分、紫外線に反応して色が変わる特殊な糸を使っているため、日光に当たると青色に変化するのです。
色は日光が当たるとすぐに変化し始め、5秒くらいではっきりとした青色に。
反対に青から白へと戻る時はゆっくりで、3分ほどかけてだんだんと色が薄くなっていくのだとか。
白い生地に白い糸で刺繍されているので室内ではあまり目立ちませんが、外に出るとすぐに色の変化を実感できるので、お出かけする時に着用していると楽しみが一つ増えそうなアイテムです。
このマスクを製作したのは、猫の刺繍小物を作っているハンドメイド作家の《コイトネコ》さん。
もともとは普通のバッグやがま口などを作っていたところ、猫を飼い始めたことがきっかけに「うちの猫をモデルにがま口を作りたい!」と思い立ち刺繍による作品作りを開始。
日常のあらゆる物を猫グッズ化したいという野望を胸に、がま口やバッグ、ペンケース、ヘアゴム、カードケースなど、猫をモチーフにしたさまざまな作品を製作しています。
今回ご紹介したマスクは可愛い猫のシルエットに加えて、色の変化までも楽しめる遊び心たっぷりなアイテムですが、実はこれ、猫がお家の中にいるように見える仕掛けによって「ステイホーム」を表現しているのです。
自粛生活も長くなり先が見えない不安が広がる中、ステイホームを意識して外出を最低限に控えながら頑張っている人々が、少しでも楽しくなるように…との思いで製作。当初は家のサイズが大きく猫も親子で刺繍されていたものの、目立ちすぎてしまったために猫を一匹に、家も小さく可愛いサイズへと変更して今のデザインになっているのだとか。
今回、作者のコイトネコさんから特別に、ネコ好きな読者に向けて以下のメッセージを頂きました。
「わが家には黒猫がいますが、猫はどんな瞬間もかわいくて、あれもこれも刺繍にしたい!と、作りたい物がどんどん増えて行ってしまいます。ただの飾りとしての刺繍ではなく、「猫の刺繍があるからこその作品」を作っていきたいと思っていますので、猫好きの方にこそ見て頂きたいです!」
マスクの価格は1個1,800円で、minneやCreemaなどのハンドメイドマーケットにて販売されています。
これまでは飛沫防止などの機能性だけが重視されていたマスクも、今や「それぞれが自分の好きなマスクを選んで身に付ける」というファッション的なアイテムへと変化。今後もいろんな猫モチーフのマスクが出てくるのを楽しみに待ちたいですね。
⇒日本最大級のハンドメイドマーケット。作り手のこだわりが詰まった作品に出会える。Creema
<参考>
・マスクをするのが楽しくなりそうニャ♪ 繰り返し洗える猫型マスクから三毛猫などの新作が登場
・猫のおまんじゅうがマスクを装着!?創業120年の和菓子店からキモカワな新商品が登場
画像提供:コイトネコ