白猫の刺繍が美しい♪ 日焼け対策や非接触グッズとしても使えるネコ好き向けの手袋が登場
一年で最も紫外線が強くなる初夏に向かって、一段と日差しが強くなってきた今日このごろ。
歩いている時や車を運転している時など、手肌へのダメージが気になる季節ですが、外出のたびに日焼け止めを塗るのはちょっぴり面倒。そんな時に手袋ならサッとはめるだけで紫外線をカットすることができます。
しかし日焼け対策とは言え、どうせなら可愛いものを身に着けたいところ。今回紹介するのはデザイン性と機能性を兼ね備えた、美しい白猫のUVカット手袋です。
パステルカラーにドット柄を合わせた落ち着いた雰囲気の手袋に、横を向いた白猫がワンポイントで刺繍されていて、少し笑みを浮かべながら額に入った姿はまるで貴婦人の肖像画のよう。
その下にあるリボンが大人っぽさの中にも可愛らしさを演出しています。
日焼け止め対策というより、ファッションアイテムとして身に着けるのが楽しくなりそうなこの手袋。制作者は刺繍作家として活動している《コイトネコ》さん。
猫を飼い始めたことをきっかけに刺繍による作品作りを始めたというコイトネコさんは、バッグやペンケース、カードケース、ヘアゴムなど、猫をモチーフにしたさまざまな小物を制作しているハンドメイド作家。日光に当たると刺繍した糸の色が変化するマスクや、招き猫が刺繍された抗菌ハンドタオルなど個性的な作品を数多く発表しています。
今回の新作は既製品の手袋をベースに白猫の刺繍を施したもので、作者のこだわり仕様が詰まったアイテム。
白猫はその名のとおり毛色が白一色の猫ですが、1種類の白糸だけを使って刺繍すると平面的に見えてしまうのだそうで、生き物らしい立体感と血色を出すため白猫には5色もの白糸を使用。近くでみると顔の位置によって同じ白でも色が微妙に異なっているほか、複雑な毛の流れまで細かく表現されているのがわかります。
猫の存在感と刺繍の温かみを感じられる、ネコ好きな人には嬉しい手袋ですが、気になるのはつけ心地。糸を縫った裏側の部分が肌に当たってチクチクしそうな気もします。
そうした懸念に対処するため最初は別の布に刺繍を行っていて、ほつれないよう熱でカットしてから手袋に縫い付けるという、いわゆるアップリケの技法で制作。手袋の裏側はミシンステッチだけになっているため、肌にストレスがないような装着感を考慮して作られているのだとか。
刺繍のデザインは左手が白猫で、右手はアルファベットの上にティアラという組み合わせ。受注制作品のためアルファベットの部分は好きな文字を刺繍してもらうことができます。
手のひら部分はメッシュ素材で指の部分にはすべり止めが付いているため、手すりやハンドルなどを握りやすい作りになっているほか、右手の人差し指はタッチしてスマホを操作することも可能。
ネットに入れて洗濯機で洗えばいつでも清潔に保てるため、日焼け対策はもちろんコロナ禍で手すりや吊り革、ショッピングカートなどを直接触りたくない場合には、非接触グッズとしても使える便利なアイテムです。
色はピンクとグレーの2種類がラインナップ。
価格は1個2,500円でminneやCreemaなどのハンドメイドマーケットにて販売されています。
⇒日本最大級のハンドメイドマーケット。作り手のこだわりが詰まった作品に出会える。Creema
<参考>
・なんと、日光に当たると色が変化する…!猫の刺繍もかわいい新感覚なマスクが登場したニャ
・刺繍作家がつくる招き猫ハンドタオルがかわいい!今なら小判に好きな文字を入れられるニャ
・ニャンコ先生の新作革小物がかわいい!着物の伝統的な染色技法を駆使したミニ財布&カードケース
(C) 画像提供:コイトネコ