「嘘でしょ?」「こんなに長いの初めて見た」あまりにも長い猫ちゃんの尻尾に驚愕するユーザーが続出

猫は体の大きさから毛柄、瞳の色、鳴き声に至るまで個体によって違いが見られますが、尻尾の長さもまた猫が持つ個性のひとつです。

8匹の猫と暮らしているXユーザーのちぼ(@KomoChibo)さんは先日、お家の中で一番長い尻尾を持つ猫ちゃんの姿を公開。そのあまりの長さに3.7万件を超える”いいね”が集まるなど大きな反響を呼んでいます。

尻尾が細長い白黒猫のこもち君
実際の写真(提供:飼い主さん)

写真に写っているのは「こもち」君という名前の白黒猫ちゃん。

その座り方や仕草に特段変わったところは見受けられませんが、目を引くのはお尻のあたりからピーンと飛び出ている尻尾。体のサイズよりも長くて真っ直ぐに伸びている様子は、猫の尻尾というよりも一本の棒が落ちていると表現した方がしっくりくるような光景です。



アビシニアンやノルウェージャンフォレストキャット、シャム、ベンガルなど、海外原産の猫種には長い尻尾の猫も多く見られますが、日本猫の雑種でこれほど長い尻尾を持つ猫ちゃんはなかなかお目にかかれません。

SNSのXでこの写真を見たユーザーからは「嘘でしょーーーーーーー⁈」「こんな長い尻尾初めて見ました」「ギネス記録に乗りそうなほど長いですね」「長すぎて踏んじゃいそう」など、驚きのコメントが続々と寄せられています。

びっくりするほど長い尻尾を持つ猫ちゃんですが、実際にはどれくらいの長さがあるのでしょうか。飼い主さんにお話を聞いてみたところ、「30cm位でした。思ったよりなかったです笑」と回答。

猫の尻尾で30センチと言えば十分長い部類に入りますが、写真の見た感じではそれよりもさらに長く見えます。実はこの猫ちゃん、年齢は5歳で大人だけど体が通常よりも小さいため、尻尾の長さが際立って見えてしまうのではないかと考えられるのだそう。

白黒猫のこもち君
こもち君(♂)

飼い主さんが「こもち」君の尻尾が長いと感じたのは今から4年ほど前のこと。当時はスタッドテイルという尻尾がべたべたになる皮膚の病気にかかっていて、そのケアをしている時に初めて気づいたと言います。

年齢がまだ1歳くらいだったことから、最初は体の成長によって尻尾が伸びていると感じたようで、「あれ?なんか…また伸びた?って思いました笑」とその時の印象を振り返ってくれました。



今ではお家にいる8匹の中で最も長い尻尾になった「こもち」君。これほど尻尾が長いと日常生活で利点や不便な点などあったりするのでしょうか。

ゴボウみたいな細長い尻尾を持つ猫ちゃん
濡れてるとゴボウみたい?

その点についても飼い主さんに聞いてみると、利点としてバランスが取りやすそうであることを指摘。確かに猫は足場が狭いところなどを歩く時、しっぽを左右に動かしながらバランスを取っているので、長いほうがバランスを取りやすいかもしれません。

また、尻尾で自分の体をトントンと叩けるのも尻尾が長い猫ならではのメリットなのだそう。飼い主さんに優しく撫でられながら眠りに落ちていく猫ちゃんは多いですが、尻尾が長いと自分で自分を撫で撫ですることが出来てしまうのがその理由。逆に不便そうに感じたことはあまりないそうです。

その他にも、猫は尻尾を立てたりぶんぶん振ったりして、尻尾で自分の感情を表現する動物。短いよりも長いほうがより気持ちを伝えやすい面があるかもしれませんね。普段どんなふうに尻尾を動かすのか見てみたくなる猫ちゃんでした。

取材協力:ちぼ(@KomoChibo)さん

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