一目でいいからドアの向こうが見たい…!点検にやって来た業者を覗こうとする猫ちゃんの姿が必死すぎた
自宅に知らない人が訪ねてきたら、「誰がやって来たんだろう?」と思って物陰からこっそり覗きたくなるのが子供心というもの。そして、お家の中で暮らしている猫にとっても同じなのかも知れません。
ふさふさの尻尾がチャーミングな藍(らん)くんはある日、お家にやって来た人を真剣に覗いている姿を目撃されてしまいました。
体をピーンと伸ばしたままドアに寄り添うようにして立ち尽くしている一匹の猫ちゃん。
その視線の先には何が見えているのか、それとも何も見えていないのか、後ろ姿からはうかがい知ることができませんが、ドアとの距離感や両耳の角度から前方に全神経を集中させているのは一目瞭然。
さらに足元を見ると、より良く観察できるように必死につま先立ちをしていて、ドアの向こうの様子が相当気になっていることが伝わってくるワンシーンです。
業者の人はどうしても自分の目で見たい 隙間からでも見たい pic.twitter.com/Gy3BmxLT5Q
— 水 (@3mof__) July 9, 2024
それにしてもこの猫ちゃん。
一体ドアの向こうの何が気になって脇目も振らず覗き込んでいたのでしょうか。
当時の状況について飼い主さんに話を聞いてみると、この日は少し前まで、お部屋の中で遊んだりのんびりしたりしながら過ごしていたと言います。すると、お家にやって来たのが定期的に訪れるというガスの点検業者さん。
作業中は危ないのでいつもドアを閉めておくことにしているのだそうですが、猫ちゃんは業者さんが来ると、必死になって覗こうとするのがいつもの行動パターン。今回もそんな光景を見て飼い主さんは「まただ〜大人しくしててねっ」と思いながら後ろから見守っていたのだそうです。
一方、肝心の猫ちゃんの動機については「知らない人が家にきてガチャガチャやってるから怖かったのだと思います。『怖いなら隠れればいいのに』って思うのですが、なぜか怖いものにも近づいてく性格なので…」と推測。猫はもともと好奇心旺盛な動物と言われていることから、怖いもの見たさな心理がつい働いてしまうのかもしれませんね。
藍くんは現在2歳の男の子で、マイペースだけどとっても素直な性格の猫ちゃん。
飼い主さん曰く「犬みたいな子」なのだそうで、普段お家の中では遊んだりイタズラしたりしながら過ごしているほか、車でドライブに連れて行ってもらうのも大好き。お出かけが気持ち良い季節になると、リュックの中に入ってお散歩に行ったりすることもあるのだとか。
そんな藍くんは飼い主さんにとって癒やしの存在。
「藍はいっつも私の側にいる子なんですが、いないなって思うと一生懸命おもちゃを運んできてくれたり、突拍子もなく走り出したかと思えば柱に掴まってこっちを見ていたりと予測不可能な行動が多く、一緒に暮らしていて本当に飽きません。」と振り返ったえで、「これからも素直なまま、ぽやぽやと育ってほしいなと思っています。」と愛猫への思いを語ってくれました。
お家の中には他にも「よもぎ」ちゃんというジト目がちな同居猫もいて、藍くんとは真逆な性格の猫ちゃん。
Xのアカウントでは猫たちの日常風景や、正反対の2匹が触れ合う姿なども公開されています。
取材協力:水(@3mof__)さん