猫のお尻はダイレクトで床に触れているのか?気になって仕方ない飼い主さんがガラス越しに見た真実とは
猫と一緒に暮らしていると、普段はあまり深く考えないようにしているけれど、「実際のところはどうなんだろう?」と思うことがしばしばあります。そのうちの一つが『猫の肛門は、床に接触しているのか』問題。
猫に限らずお尻の穴はウンチが出てくるところですが、猫はティッシュでお尻を拭くことができないため、微妙にウンチがこびり付いていることも少なくありません。その一方で、猫はよく上半身を起こしたまま腰だけ下ろすエジプト座りをしていることがあり、この時、お尻は下を向いているため「肛門が床にくっついているのではないか?」という疑念が持たれやすい動物なのです。
しかし通常、床の下から猫のお尻を覗くことはできないため、真偽を確かめるに至っていないお宅も多いことでしょう。そのモヤモヤした気持ちに最近終止符を打つことができたのが、スコティッシュフォールドのセラ君と暮らしている飼い主さん。ガラステーブルに座っている愛猫のお尻を下から目撃してしまったのです。
ガラス製のテーブルは天板が透明なため圧迫感がなく、部屋を広く感じさせてくれる効果がありますが、猫の肉球を下から眺めることもできる優れたアイテム。そして、天板が透けて肉球が見えるということは、お尻が見えてしまうのも至極当然のこと。そのうえで肝心の写真を見てみると、猫ちゃんのお尻はフワフワの毛に覆われていて、肛門の位置を視認することができません。すなわち、毛がクッションの役割を果たすことによって、お尻の穴が床に直接触れるのを防いでいたというわけです。
実は飼い主さん、これまでセラ君がお尻を下ろして座っている時は、肛門が床に触れているのかどうか気になって仕方がなかったと言います。そのため、日頃からトイレが終わった後はお尻をササッと拭いてケアしてあげるのが日課になっていましたが、これからはそれほど気にする必要はなさそうです。
ちなみに、もしダイレクトにお尻が触れていたらどうしていたのか聞いてみると、「以前よりもほんの少し、気持ちを込めて拭くようになっていたかもしれませんね。」と、ある程度心の準備が出来ていたことを明かしてくれました。
猫がちょこんと座るとき、おしりの穴がダイレクトに床についてるんじゃないかと気が気でなかったのですが、どうやらそうでもなさそうです。猫の被毛やるな。 pic.twitter.com/zfZk4INSi8
— 今日、セラ (@sera230813) July 22, 2024
セラ君は今月1歳になったばかりの男の子。普段から部屋にあるガラスのサイドテーブルに乗るのが大好きで、この日も飼い主さんが部屋の床でゴロゴロしていると、不意にテーブルへ乗ってきたのだとか。それを飼い主さんが何気なく下から覗いてみたところ、目に飛び込んできたのが例の写真の光景。
飼い主さんにとって、愛猫のお尻が透けて見えたのは全くの偶然だったようで、「ガラステーブルにこんな活用方法があるなんて思ってもみませんでした。猫さんを迎える相当前に買ったものなのですが、購入した時の自分を褒めてあげたいです。」と、当時の心境を振り返ってくれました。
このユニークなエピソードは、SNSのXで1.4万件を超える”いいね”が付くなど注目する人が続出。写真を見たユーザーからはたくさんのメッセージが寄せられていますが、この反響の大きさを飼い主さん自身はどのように受け止めているのでしょうか。
インタビューの最後に聞いてみると「皆様のコメントをみていると、お尻をダイレクトに喰らっている方もいらっしゃるようで、猫によって千差万別なのだなぁと思いました。中には、飼い主さんの足などに猫さんがちょこんと乗って、お尻の穴の暖かさを直に感じるという方もいらっしゃいましたが、私はその経験が無いので、その感覚を感じてみたいなとも思いました。」と、猫愛あふれる気持ちを吐露。
一方、まだ愛猫がどちらのスタイルなのか確認したことがない人に向けては、「知るのも人生、知らぬも人生。確認した結果、ダイレクトでもNOダイレクトでも、猫さんに抱く愛おしさはさらに増すのではないかと思います。私は永遠にセラさん(黄門様)の「助さん格さん」としてお供する所存です。肛門だけに。(人生楽ありゃ、苦もあるさ。)」とユーモアあふれるメッセージを寄せてくれました。
そんなセラ君の日常風景はXだけでなく、インスタグラム(@sera20230813)でもたくさん公開されています。
取材協力:今日、セラ(@sera230813)