コロナ禍でも猫と旅気分を味わえるニャ!旅行誌のまっぷるから猫版の『にゃっぷる』が登場
地図の出版事業を手掛ける昭文社ホールディングスから2021年1月29日、旅行ガイドブック誌「まっぷる」の猫バージョンとなる『にゃっぷる』が刊行されます。
「まっぷる」は観光情報を主な観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブックシリーズ。
定番の見どころや注目スポット、話題のご当地グルメなどを取り入れて現地を堪能する過ごし方を紹介しているほか、街歩き用の地図やドライブにも便利なロードマップなど、旅行には欠かせない地図をふんだんに収録しているのが特徴です。
そんな同社のネコ好き編集部員による何気ない会話から生まれたのが『にゃっぷる』。
猫島や看板猫がいるお店へのお出かけを計画している最中に、「まっぷるが<ねこ旅>をプロデュースしたら面白そう!」と盛り上がった妄想がそのまま企画書に発展。その企画を聞きつけた社内のネコ好きスタッフたちが集結し、昭文社の人気シリーズ誌も巻き込んで作られた異色のコラボ本なのだとか。
注目の巻頭グラビアでは、人気のネコ写真家たちが共演。
ひとりは「ユーモラスで愛おしい、ねこの日常」をテーマに、下町や島々で暮らす猫を16年以上にわたって撮り続けているカメラマンの関由香さん。
もう一組は、これまで日本全国30以上の猫島を訪れているというsimabossneko&ぺにゃんこ夫妻で、注目のネコ写真家たちが日本各地で撮影した癒やしの写真が巻頭グラビアを飾っています。
第一特集は「にっぽん全国 ねこ島×ねこ街さんぽ」。
住民15人に対して約100匹の猫が暮らす大分の猫島・深島をsimabossnekoさんが紹介しているほか、古都鎌倉でネコ写真家の関由香さんがぶらり街ねこ散歩。那須高原ではカフェやペンションなど看板猫がいるスポットをめぐる猫まみれドライブなど、眺めているだけでねこ旅気分に浸れるコンテンツが収録されています。
続く第二特集は「全国の看板にゃんこ」。
駅や美術館、お寺、神社など全国にいる看板猫が登場するほか、接客が神レベルだという温泉宿に暮らすネコたちも一挙紹介。コロナ禍が収束したらぜひとも訪れたい癒やしスポットがたくさん掲載されています。
また、にゃっぷるの出版記念として、昭文社の人気シリーズとコラボした企画が収録されているのも本誌ならでは。
働く女性たちの週末旅行を提案するガイドブック「ことりっぷ」が出会った日本各地のかわいい猫のアルバムや、ライダー向けの情報地図シリーズ「ツーリングマップル」からは、ネコ好きスタッフによる「猫とバイクと旅」をテーマにした語りが載っているなど、他の雑誌制作スタッフの視点が入っているのもユニークなところです。
その他にも、旬なねこの話題をクローズアップした「ねこ☆トピ情報局」や、甘いものが好きな人には嬉しい「ねこスイーツお取り寄せ手帖」、ねこ本専門書店さんと猫を題材にした本を選ぶ「にゃんこ本50」、猫が登場する映画を紹介する「偏愛♡ねこ映画」、海外で有名な猫の街を紹介する「世界のNeko街ラビリンス」などなど、全ページにわたって猫に関する情報が充実。
新型コロナウイルスの感染拡大によって気軽にお出かけするのが難しくなっている昨今、読むことによって旅気分を味わいつつ猫にも癒やされるwithコロナの時代を意識した一冊となっています。
<参考>
・ふてニャン、桜井日奈子、サンシャイン池崎も登場!猫愛が詰まった雑誌「ネコブロス」が爆誕
・ネコがいる喫茶店の日常をのぞき見するニャ!写真家・関由香さんの写真集「猫と喫茶店」
・猫のラブラブな姿に癒やされるニャ〜♪ 島猫の愛情表現ばかりを収録した写真集「キス猫」
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