ネコ科好きにはたまらニャい!色鮮やかな写真で楽しめる「世界で一番美しい野生ネコ図鑑」

ネコは古くから人間の生活に寄り添ってきた身近な動物で、愛くるしい表情や仕草はもちろんのこと、時に素っ気ない態度を取ったり時に人懐っこく甘えてきたりと、自由奔放に振る舞いながらも私たちの暮らしに癒やしを与えてくれる存在です。

そのようなイエネコとは一味違った魅力を感じられるのが野生ネコ。

獲物を求めて動き出したヒョウ

とりわけライオンやジャガーなどの大型ネコ科動物は、射るような鋭い視線や獲物を一撃で仕留める獰猛さを備える一方で、ゴロゴロと親に甘える表情や仕草は私たちの身近にいるネコそのもの。大きな体に同居するそのギャップは動物好きな人々の心を惹きつけます。

1月12日に刊行される「世界で一番美しい野生ネコ図鑑」は、そんな野生のネコ科動物の魅力を凝縮した書籍。

表紙イメージ

世界中のすぐれた写真家によって撮影されたライオンやトラ、ヒョウ、チーター、ジャガー、オセロットなどの生態写真が収録されており、親子の愛くるしい姿や、毛づくろいをする姿、厳しい自然のなかで生きる姿など、日本の自然環境では見られない野生ネコの貴重な日常風景や一瞬の動きをとらえた写真を鑑賞することができます。

ライオンの顔に群がるハエ
グルーミングをするヒョウ


オセロットの若い個体

色鮮やかで見応えのある数多くの写真は「Hunting(狩り)」、「Curiosity(好奇心)」、「Playing Cubs(遊ぶ子ネコたち)」など、全部で18のテーマに分けて物語を構成。

どのページから眺めても楽しめる作りになっています。

<目次抜粋>
Big Catへの憧れ
アフリカの大型ネコたち
ライオンの進化と栄枯盛衰
黒いヒョウと白いトラ
パンタナルのジャガー
ピューマの生態と保護
トラの現状と保全
ユキヒョウの現状と保全
島にすむ日本のヤマネコ
ネコ科動物に蓄積する有害化学物質
ネコ科動物の進化
ネコ科分類リスト
虹の下で戯れるライオンの子供たち

編著者は写真家の水口博也氏と秋山知信氏。

水口氏は1年の半分を海外で過ごし世界中の動物や自然を取材している写真家で、1991年にシャチの写真集『オルカ アゲイン』で講談社出版文化賞の写真賞を受賞。これまでに『世界で一番美しい シャチ図鑑』『世界で一番美しい クジラ&イルカ図鑑』『世界で一番美しい ペンギン図鑑』『ペンギンごよみ365日』『シャチ生態ビジュアル百科』『クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑』『イルカ生態ビジュアル百科』など多数の著作を発表。とりわけ鯨類の生態写真は世界的に評価されています。

一方の秋山氏は、各種の野生生物調査に携わった経験を持ち、野生動物写真家として活動している動物スペシャリスト。『ネコ科大型肉食獣の教科書』『BIG CATS』『神の獣 雪豹 ―The Eidolon, Snow Leopard』など、ネコ科動物に関する著作を多く発表しているほか、国内外の自然を案内するツアーガイドも手掛けています。

本書に収録されているのは、両名をはじめ世界各国で活躍する写真家たちによる作品の数々。

プロローグには著者の思いも

写真以外にも、世界各地で野生ネコ科動物の研究や調査に従事する研究者、フィールドワーカーからの寄稿が掲載されているほか、最新の遺伝子解析を元にした知見なども盛り込まれており、野生ネコの百科としても読み応えのある一冊となっています。

書名:世界で一番美しい野生ネコ図鑑
著者:水口博也/秋山知伸
頁数:160ページ
出版:誠文堂新光社
発売:2021年1月12日

<参考>
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(C) Seibundo-shinkosha

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