寒い冬は…ネコのお話でほっこり暖まるニャ!村山早紀さんの新しい短編集「約束の猫」

猫にまつわる短編集のみを収録した書籍『約束の猫』が11月19日、さまざまな分野のポップカルチャーを紹介している立東舎より刊行されました。

村山早紀のねこ短編集『約束の猫』表紙イメージ
「約」の中にある点は…肉球!!

本書は『シェーラひめのぼうけん』シリーズや『コンビニたそがれ堂』などの著作で知られる、児童文学作家の村山早紀さんによる作品。

収録されている物語は「七日間のスノウ」「春の約束」「約束の猫」「五千年ぶんの夜」の4つ。いずれも人間と猫にまつわるストーリーで、表紙や挿画にはイラストレーターのげみさんが描き下ろした優しいイラストがオールカラーで添えられています。

村山早紀の短編「七日間のスノウ」中面イメージ by 『約束の猫』
「七日間のスノウ」

小学生の真実ちゃんは、公園で真っ白な子猫を拾い、秘密の隠れ家で育てようとするのだけれど……。

村山早紀の短編「五千年ぶんの夜」中面イメージ by 『約束の猫』
「五千年ぶんの夜」

引っ越してきたばかりの街。わたしは出会ったばかりの猫と一緒に、人間と猫の歴史を調べはじめた。


村山早紀の短編「春の約束」中面イメージ by 『約束の猫』
「春の約束」

みいこは、久しぶりに訪れたおばあちゃんの家で、あるお話を聞きます。それは、昔この家に遊びに来ていたという猫のお話でした。

村山早紀の短編「約束の猫」中面イメージ by 『約束の猫』
「約束の猫」

頭に星の形の黒いぶちがある「星子」という名前の猫と、大切な「お父さん」の物語。

両作家によるコラボレーションは、短編集『春の旅人(2018年)』『トロイメライ(2019年)』に続いて今回で第3弾。

「猫たちが、そばにいてくれる。人間を愛して、そばにいて、見捨てずにいてくれる。」そんな心温まるストーリーを美しいイラストと共に楽しめる一冊となっています。

また、長崎市にあるメトロ書店本店では出版記念として、村山早紀&げみさんによるオンライントークイベントを開催。新刊「約束の猫」または既刊本「トロイメライ」「春の旅人」を購入すると、Zoomのパスワードなどを配布。電話(0120-846-468)またはメール(info@metrobooks.co.jp)にて申し込むことができます。

<トークイベント日時>
2020年11月28日(土) 14:00~15:30

書名:約束の猫
著者:村山早紀+げみ
仕様:四六判/112ページ
出版:立東舎
発売:2020年11月19日

<参考>
すべての愛猫家へ贈る感動の一冊、作家・村山早紀さんの新刊「心にいつも猫をかかえて」
山月記には猫も登場する…!?名作文学と現代イラストが融合した「乙女の本棚」シリーズ最新作が登場
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