短足ネコ専門のお店「猫カフェもふにゃん」が東京・練馬にオープン
東京都練馬区に今年の7月、短足ネコ専門の「猫カフェもふにゃん」がオープンしました。
西武池袋線の石神井公園駅から徒歩2分ほどの場所にあるこのお店は、足の短い猫ちゃんだけを集めた珍しい猫カフェです。
同店によると、一般的に短足猫の認知度は低く、飼育している人の数も限られる一方で、短い足を一生懸命使って歩く仕草などはとても愛らしく、他の猫種には見られない可愛さがあるのだとか。
そして「短足ならではの姿や良さを、多くの人に味わって欲しい」との想いから今年の7月にお店をオープン。短足ネコ専門の猫カフェは日本初なのだそうですよ。
お店の中に入ると、木目調のカラーをベースにした落ち着いた雰囲気の漂う、手入れの行き届いた空間が広がっており、マンチカンやミヌエット、キンカロー、などの短足ネコたちが思い思いの時間を過ごしています。
レッドタビー&ホワイトのマンチカン
ブラック&ホワイトのミヌエット
ブルーのマンチカン
ゴールデンのミヌエット
店内では数量限定で猫用のオヤツが300円で販売されています。1日にあげられる量が決まっているので、オヤツをあげてみたい人はスタッフの方に声を掛けてみると良いでしょう。
猫には生後2週〜9週ごろに社会化期と呼ばれる期間があり、この間に色々な体験をさせておくと社交的で人間社会で飼いやすい猫になると言われています。
このお店では長野、埼玉、山梨、福岡など全国各地のブリーダーの元に足を運び、猫がまだ生まれて間もない時に会いに行って引き取っているのが特徴。人懐っこい性格になるように、引き取った後はスタッフの方がお店に泊り込んで付きっきりで育てており、人間やお店の環境、トリミングなどに慣れさせるようにしているのだとか。
また、猫ちゃんたちが清潔な環境で幸せに暮らしてほしいという願いから、定期的な掃除やトリミング、さらに猫部屋には猫用のシャワーも整備されていて、いつも清潔で気持ちよく生活できる体制や環境が整えられています。
そんな同店には今月中旬、新たにラムキンの「姫(ひめ)」ちゃんという女の子がデビューを予定。
ラムキンはマンチカンとセルカークレックスを交配させて誕生した猫種で、マンチカンから引き継いだ短い足と、セルカークレックスから引き継いだカールのかかった被毛を併せ持つ可愛らしい猫ちゃんです。
さらに今後は「ジェネッタ」「スクーカム」「バンビーノ」など、珍しい猫種の短足ネコ専門のお店として営業していく予定なのだとか。
またこのお店では美味しい食事を提供することにもこだわっており、飲食店の開業に必要な免許だけでなく、菓子製造業の免許も取得済み。店内ではパンを生地から発酵させて作っているほか、ドリンクに付いてくる猫型のミニクッキーも、お店で1枚1枚手作りで焼いているものなのだそうですよ。
ミニクッキー付きのアップルティー
その他にもピラフやカレー、パスタといった食事メニューから、ハニートーストやケーキなどのスイーツまでメニューにラインナップ。
猫ちゃんと触れ合うだけでなく食事も楽しめそうなお店ですね。
猫カフェもふにゃん
時間:10:00~20:00 (L.O. 19:00)
定休:水曜日
TEL: 03-6913-2516
<料金>
平日 :1時間 900円、2時間 1,200円
土日祝:1時間 1,100円、2時間 1,500円
※ワンドリンク制 380円~
※延長は15分ごとに150円
東京都練馬区石神井町3-20-25-2F
短足ネコ専門の猫カフェもふにゃんに珍しい猫種「ジェネッタ」が仲間入り
※お店に在籍している猫ちゃんやメニュー、料金等は本記事執筆時点の情報になります。
(C) Catcafe Mofunyan