黒猫だらけの日めくりカレンダー「まいにち黒猫」保護猫カフェから発売
猫用品の販売や保護猫カフェを兼ねたお店「猫の館ME(ミィ)」から今月、黒猫ばかりが登場する日めくりカレンダー「まいにち黒猫」が発売されました。
「猫の館ME」とは、2013年に保護猫の譲渡を目的とした千葉県初の保護猫カフェとしてスタートし、その後は生体販売をしない猫専門のペットショップという特性を強めながら「猫を売らない猫の店」として2016年にリニューアルオープン。
猫の館MEの内観
現在は保護猫カフェや猫用品・猫雑貨のセレクトショップをはじめ、猫専用ホテル、キャットシッティング(猫専門ペットシッター)、猫専門グルーミング(シャンプー&ケア)、譲受施設、猫に関するセミナー開催、写真展などのギャラリー開催など、さまざまな猫専門サービスを提供している複合施設です。
猫用品や猫雑貨も販売
そんな同店では歴代の入居猫が黒猫である率が高かったそうで、多い時には黒猫が同時に8頭も暮らしていた時期もあったほど。そのため「猫の館ME=黒猫」のイメージが広まり、黒猫が多く在籍している猫カフェとしての取材を受けるようになっていったのだとか。
今年は開業から5周年を迎えることを記念して、お店の特性を生かした歴代の黒猫スタッフが登場する「日めくりカレンダー」が発売されています。
カレンダーの中身はかわいい黒猫たちの写真と共に、元気になるようなポジティブなメッセージが添えられていて、毎日めくるたびに黒猫たちが語りかけてくれる黒猫好きにはたまらない猫カレンダーとなっています。
さて、この黒猫カレンダーですが、製作に至ったのにはある目的があります。
同店が開店時から提供し続けている「保護猫と里親候補者」がお見合いできる空間は、双方にとって望ましい仕組みである一方、運営していくためには家賃や人件費、衛生的な環境を維持していくための費用などが発生し続けるため、多くの保護猫カフェでは経営が苦しい状況にあると言います。
今回発売されたカレンダーは、保護猫カフェ継続の一助となるよう経費を除く売上が譲渡活動の維持費に充てられる仕組みになっているほか、多くの人々に保護猫の譲渡活動の存在や、保護猫を家族として迎え入れる選択肢を知ってもらうことを目的に製作されています。
巻末には初代店長の黒猫・サンちゃんが語り掛ける「館からのメッセージ」も掲載。
今回ご紹介したカレンダーは、猫の館MEのネットショップにて発売されています。
品名:日めくりカレンダー「まいにち黒猫」
発売:2018年4月22日(日)
価格:1,080円(税込)
規格:卓上タイプ/全17枚
画像提供:nekonoyakata ME