別れた後、犬より猫の飼い主が感じやすい後悔は「健康管理」
アイペット損保から、ペットと別れた経験を持つ人を対象に行った「ペットとの別れに関する調査」の結果が公表されました。
それによると、調査結果の主な特徴として以下の点が挙げられています。
・ペットとお別れした理由で最も多いものは「老衰」(43.6%)
・ペットとお別れした理由に関わらず、ペットとお別れした人に最も多い症状は、「突然涙が止まらなくなる」
・ペットとお別れしたあと体に現れる不調は1ヶ月未満で治まる人が最も多い
・ペットとお別れする前の向き合い方への後悔で最も多い回答は、犬・猫飼育者ともに「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」
・ペットと過ごした日々を振り返って、「ペットを飼って良かった」と思う人は88.3%
※調査対象のペットは猫または犬、別れた経験は死別・失踪・脱走など、調査対象者は計544名
この他にも別れに伴うさまざまな特徴や傾向が明らかになっていますが、Cat Pressではその中でも、猫と犬の飼い主別の回答が得られている調査について取り上げてみたいと思います。
Q.ペットお別れして後悔していることはありますか
<猫の飼い主が感じやすい後悔>
猫の飼い主が感じた後悔が多い順に並べてみると以下のようになります。
1位.もっと一緒の時間を過ごせばよかった
2位.もっと健康管理に気を使ってあげればよかった
3位.後悔していることはない
4位.適切な治療や手術を受けさせてあげればよかった
4位.心の準備をすればよかった
6位.脱走対策をしていればよかった
7位.しつけをもっと厳しく/甘くすればよかった
猫と別れた飼い主の3人に1人は、「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」「健康管理に気を使ってあげればよかった」と感じており、いずれも後悔しやすい大きな要因となっています。このあたりを普段から少し意識して生活すると、いざお別れの時がきてしまった時に、後悔を感じる負担を減らすことに繋がりそうです。
<犬の飼い主と比べて感じやすい後悔>
では、犬の飼い主とくらべて猫の飼い主が後悔しやすいのはどんなことなのか。それぞれの回答を比較してみると以下のような結果となりました。
1位.もっと健康管理に気を使ってあげればよかった
2位.適切な治療や手術を受けさせてあげればよかった
3位.心の準備をすればよかった
4位.脱走対策をしていればよかった
1位と2位を見ると、健康管理や治療などの対応について犬の飼い主より後悔しやすいことが分かります。こちらも普段からあまり意識していると自身で感じていない飼い主の方は、気に留めておいた方が良さそうです。
また、3位の回答では、心の準備ができないまま別れてしまった猫の飼い主が多いという結果が出ています。犬と比べて予期せぬタイミングで別れが訪れていることが伺えますが、1位の健康管理と4位の脱走対策への対応不足が少なからず影響していると考えられます。
より詳細な調査結果は公式サイトをご覧ください。
出典:ipet-ins.com