糸井重里や猫組長ら12名の感想コメントを公開「映画 ねことじいちゃん」

今年の2月22日(猫の日)に公開が予定されている映画「ねことじいちゃん」から、ネコ好きな著名人から寄せられたコメントが新たに公開されました。

満開の桜の中でタマを大切そうに抱える大吉じいちゃん(立川志の輔) by 映画「ねことじいちゃん」の新ビジュアル

「ねことじいちゃん」は、爺ちゃんと婆ちゃんと猫ばかりが住む小さな島に、猫のタマと2人暮らしをしている大吉じいちゃんの日常を描いた物語。

動物写真家・岩合光昭さんが初めて映画監督を務めるほか、主演の爺ちゃん役には落語家の立川志の輔さん、ヒロイン役には3年ぶりに映画出演する女優の柴咲コウさん、小林薫さんや田中裕子さんなど豪華俳優陣らが出演。撮影には35匹もの猫が参加し、映画全編にわたって必ずどこかに猫が登場するというネコ好きな人にとっては見逃せない本作。

本日新たに、一般公開を前に映画を視聴したネコ好きな著名人による感想コメントが公開されました。

ほぼ日刊イトイ新聞を主宰する糸井重里さんは「温度を感じる映画」という独特な表現で感想を述べているほか、バカの壁などの著作で知られる東京大学名誉教授の養老孟司さんは「人生、忙しいばかりがいいわけじゃありませんね。」と、のんびりとした島の暮らしを送る人間と猫たちに共感。

その他にも作家、評論家、イラストレーター、有名猫の飼い主さんなど、総勢12名の著名人から映画への期待が高まるコメントが寄せられています。

■糸井重里(ほぼ日刊イトイ新聞 主宰)
あたたかいスープなのか、あたたかいほうじ茶なのか、あたたかい猫の体温なのか。
温度を感じる映画をつくりましたねぇ。

■養老孟司(東京大学名誉教授)
のんびりしました。タマがいいですねえ。最後の散歩のシーンは、本当によくできています。人生、忙しいばかりがいいわけじゃありませんね。

■村山由佳(作家)
心をやりとりするのに、つい言葉ばかりを頼ってしまいがちな私たち人間は、はなから言葉を持たない猫たちに、もっともっと多くを学ばなくてはいけないと思うのです。


 

■石黒亜矢子(絵描き)
ゆっくりと始まってだんだんと深く心の奥底に染み込んでくる島の猫と老人のお話。毎日毎日のくり返しの営みがとても大切に感じられる。自分ちの猫を抱っこして一緒に観たい愛しい映画です。

■南伸坊(イラストレーター)
さすがに映画だけあって、出てくる猫の顔がみごとでした。みんなカワイイ。猫がこんなに出てくる映画っていうのも、世界初じゃないですか? 素晴らしいことですネ。

■猫組長(猫評論家)
ねことじいちゃんは、猫と人間の両方が主役の映画である。小さな島を舞台に移ろいゆく美しい四季と、そこに暮らす猫と人間のドラマ。岩合光昭監督による独特な映像は、観る者を優しい気持ちにさせるだろう。

■オーサ・イェークストロム(漫画家・イラストレーター)
原作が大好きで、映画をとてもワクワクしながら拝見しました。島に住んでいる猫ちゃんたちとお年寄りたち、どっちの方が可愛いかわからないぐらい両方への愛情に溢れている作品でした。
映画の中の生活は本当に幸せそうで、日本でも、私の母国スウェーデンでもお年寄りの方々はこういう生活をして欲しいな、と思いました。

■上川けい(雑誌編集者)
愛らしいほっぺ、くねくねと動くしっぽ、ふわふわの温かいおなか。”色気のある”猫の映像を見てすぐに「岩合先生が撮影したんだな」とわかる作品だ。また、”じいちゃん”と愛猫タマの触れ合いがなんとも心にささる。朝ご飯をつくるじいちゃんにタマが話しかけたり、布団まで起こしに来たり、一緒に散歩を楽しんだり。その光景が永遠ではないからこそ、”ずっと”見ていたくなる物語なのだ。

■マツオカユウ(ギズモさん飼い主)
開始5分でタマにメロメロになりました。手が!フォルムが!鳴き声が!可愛い!もちろん他にもたくさんの(本当にたくさんの!)素敵な猫さんたちが登場するので、推し猫を探しながら観るのも楽しそうです。

■くまお父(元保護猫くまおの飼い主)
四季を巡って描かれる、猫達の生き生きとした姿が愛おしい!猫と人、愛情溢れる毎日が育む豊かさに、改めて気づかせてくれる映画です。タマに振り回されて嬉しそうな大吉じいちゃん、共感せずにはいられません!

■瀬戸にゃんちさ(無重力猫ミルコの飼い主)
猫好きなら「あー。わかる!わかる!」と、共感するシーンがあるはず!猫の生き様。人の生き様。残るモノ。残されるモノ。毎日を丁寧に暮らしたいと思わせてくれる猫好き必見の映画。

■山口明(パンチョとガバチョの飼い主)
素敵な映画でした!猫さん達の仕草や表情を見て、顔はにやにや。
さらに物語にひきこまれて、胸がほんわかどきどき。猫達や家族と一緒に、日々暮らせる幸せを改めて感じる事ができる映画でした。たまさん、可愛い!

また、ネコ好きな漫画家さんからは、映画の感想を表現したイラストが公開。

超リアルな猫マンガ「俺、つしま」の作者・おぷうのきょうだいをはじめ、テレビドラマ化で話題になったマンガ「重版出来!」の作者・松田奈緒子、映画「夜明け告げるルーのうた」のキャラクターデザインを務めたねむようこ、「ワカコ酒」の作者・新久千映、「おいピータン!!」の作者・伊藤理佐など、9組の漫画家によるイラストが公開されています。

おぷうのきょうだいの感想イラスト by  映画ねことじいちゃん
おぷうのきょうだい
松田奈緒子の感想イラスト by 映画ねことじいちゃん
松田奈緒子

これら全てのコメント&イラストを掲載したチラシは、明日2月1日より全国の上映劇場にて配布される予定となっています。

(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

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