特殊な吸盤で床に密着ニャ!台湾メーカーの動かないペット用フードボウル「RoLock」日本でも発売へ
猫と一緒に楽しく暮らしていくためには食器との相性も大事なポイント。
食べようとする動きに合わせて食器の位置が動いてしまうと、猫にとっては食べづらくストレスになってしまうほか、食器が引っくり返っていたりすると飼い主さんにとってはお掃除するのが大変で、衛生的にも良くないため、互いにとって使いやすい食器を見つけたいところです。
そんな中、台湾のペット用品ブランドMATTTE(メイト)から「動かないペット用食器」が登場しました。
食器が動かない仕組みは底面に付いてる特殊な吸盤。その中心には可動式の弁があり、回転によって上下に動くことで密着面の真空状態をコントロールし、簡単に固定や解除を行うことが可能。
床にガッチリと固定されるのではなく、衝撃が加わると少し揺れる構造になっていて、建築物の免震構造のように揺れを吸収して、中身がこぼれにくい設計になっているのが特徴です。
実際に人間の手で横から叩いてみた映像がこちら。衝突時の瞬間に少し揺れが見られるものの、食器の吸着力によってその場に留まり続けています。
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これならフードを食べている途中に動いたり、引っくり返してしまったり、ぶつかって倒れるといった心配もなさそうです。
固定の仕方は簡単で、食器を両手で軽く押し付けながら、時計回りに45度まわすだけ。逆に反時計回りに45度まわすと固定を解除することができます。
吸盤はフローリングやビニル床、タイル、金属、大理石、プラスチックなど、平らでつるつるした素材で固定するのに適していて、凸凹のある素材面には吸着不可。
デコボコしたクッションフロアやカーペットなどで使用したい場合は、別売りの専用マットが用意されているほか、大きめのトレーの中に置いて固定するといった使い方もできそうです。
器は動かないだけでなく食べやすさにもこだわっていて、15°の傾斜がつけられているため体に負担のない姿勢で食べられるほか、器の中心に向かってカーブを描く構造になっており、フードが真ん中に集まりやすいのもポイント。
直径は15.5cmと幅広く、猫の敏感なヒゲが当たりにくい大きさに設計されています。
容器は2重構造になっていて、お手入れする時は内側のインナーボウルだけ取り出して洗えばOK。丈夫でキズが付きにくいステンレス製で、汚れ残りによる雑菌の繁殖やヌルヌルが発生しにくく、食洗器にも対応しているので清潔に保ちやすいのも使い勝手の良いところです。
この動かないペット用ボウルは、傾斜が付いていないフラットタイプもラインナップ。
ドライフードは約250g、水なら約600ml(満水時)が入る大容量で、深さも約5.5cmと水を飲むのにも十分。猫はもちろん、室内犬のフードボウルやウォーターボウルとしても使うことができます。
カラーは艶消しのヘアライン仕上げが落ち着いた印象の「ステンレスシルバー」と、質感がよく上品でシックな印象の「マットブラック」を展開。
※マットブラックのインナーボウルは、テフロン加工が施されているため食洗器の使用は非推奨。
一般販売予定価格は1個5,480円〜6,480円で、2022年7月14日まではクラウドファンディングサイトのマクアケ(makuake.com)にて先行販売を実施中。期間中は17%〜24%ほどの割引価格で購入できる早割プランが数量限定で用意されています。
<参考>
・猫を識別して食べる時だけフタが開く、次世代型フードボウル「シュアーフィーダーマイクロチップ」
・4種類の有害物質基準をクリア!猫の健康を追求したお洒落なフードボウルが新登場
・飼い主さんの声で5回分の食事を与える自動給餌器「WAGWAGオートフィーダー」
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