猫が入れるポケット付き!人と猫が一緒にぬくぬくできる綿入り防寒着『ねん猫はんてん』
朝晩がずいぶんと涼しくなり、そろそろ猫を抱っこするのが気持ちよくなってくる季節。
猫を抱っこしていると単に温かいというだけでなく、心地よい振動や呼吸に合わせて収縮する体、ときおり聞こえるゴロゴロ音が相まって、充足感に包まれた至福のひとときへと導いてくれるわけですが、飼い主さんの思いどおりには動いてくれないのが猫という生き物。人間で暖を取って自分だけ満足したらスッと去ってしまう猫も少なくありません。
そんな気分屋の猫でも飼い主さんに密着してくれそうなのが、猫好きによる猫好きのために作られた『ねん猫はんてん』というアイテム。
見た目はどこか懐かしさを感じさせる、和の雰囲気たっぷりの防寒着といった感じですが、特徴的なのは前が二重になった半纏の懐に、猫をしっかりとホールドできるポケット(幅51×長さ50cm)が付いている点。
猫によっては冬になると服の中に潜り込んでくる子もいますが、飼い主さんにとっては嬉しい反面、身動きが取れなくなって辛い姿勢のまま時間を過ごさねばならない……というのは猫飼いあるあるなこと。
しかし『ねん猫はんてん』には大きな猫ポケットが付いているので、下から手で支えていれば猫を入れたまま立ち上がったり歩いたりすることができます。
また、懐の猫ポケットはサイドから手を入れるポケットと繋がったトンネル構造になっているため、猫ちゃんが出入りしやすいような作りになっていて、ポケットに入ったまま顔やしっぽだけ出すといった使い方も可能。
自分の着ている半纏がまるで猫ハウスのように使ってもらえるという、飼い主さんにとってはそそられるアイテムです。
このユニークな商品を開発したのは猫好き集団「NECO LABO」と、老舗織物メーカーの宮田織物という、福岡県に拠点を構える2社。
ネコ好きな人の「寒い季節を愛猫と一緒にぬくぬくしたい」という思いを叶えるために誕生したという半纏は、生地の製造から商品の縫製まで全て日本製というこだわり仕様。
着る人の身体に馴染むよう、綿を入れて閉じる作業はすべて手作業によって行われていて、まるでお布団に包まれているような優しい着心地を感じられます。
また、袖丈は通常より長めに作られているため手元までしっかり温めてくれるほか、猫ちゃんが入っていない時はパーカーのポケットのように中で手が組めるので指先まであったか。
左右の腰部には結び紐がついているため着崩れしにくく、熱を逃がしにくい作りになっています。
生地も中綿も綿100%の天然素材を使っているため静電気が起こりにくく、猫フレンドリーな仕様になっているのも嬉しいところ。
デザインは定番の赤で可愛いチェック柄の「秋嶺(しゅうれい)」、シックな印象で着られる「亀甲(きっこう)」、不規則な模様がモダンでおしゃれな「赤大縞(あかおおしま)」の3種類がラインナップ。
フリーサイズで年齢性別問わず着られるため、家族で着回しながら猫のぬくもりを感じるといった使い方もできそうです。
人間と猫がお互いにのぬくもりを感じながら過ごせる『ねん猫はんてん』は、通常販売価格が一着33,000円で、猫飼いさんへの贈答用にラッピングも対応可。
大量生産が難しいことから50着限定での予約販売を実施しており、次回の販売は来年になるとしています。
<参考>
・猫がスッと座りたくなる!?羽毛製品メーカーが猫のために開発したこだわり仕様の座布団
・猫の帯が美しい…♪ カジュアル着物ブランドから秋冬の新作が登場&中村あゆみとのコラボ企画も
・猫ちゃんを撫でるための「ほうき」が開発されたニャ…!職人技が光る本格ほうき「なでねこ」
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