世界で最も有名な黒猫キャラ「フィリックス」のマグカップ、プレート、コースターが新発売
世界中で親しまれている黒猫のキャラクター「フィリックス・ザ・キャット(Felix the Cat)」の生誕100周年を記念したオリジナルグッズが7月18日より先行発売されています。
フィリックスは1919年に、漫画家でアニメーターのオット・メスマー氏がアニメーション映画の主人公として創作したキャラクターで、日本では1980年代にソニーのブラウン管テレビのCMに起用されると一躍有名に。
ロングセラーのチューインガム「フィリックスガム」のパッケージにデザインされているほか、黒犬キャラの軍隊生活を描いたマンガ作品「のらくろ」を発想するヒントになったキャラクターとしても知られています。
そんなフィリックス、2019年の今年は誕生から100周年を迎える節目の年で、それを記念して3つのモノづくりブランドとコラボしたテーブルウェアアイテムが発売されます。
マグカップ
こちらは「フィリックス」と映画の主人公として誕生した年「1919」の文字がデザインされたFire-King(ファイヤーキング)社製のスタッキングマグ。
ファイヤーキングは、アメリカ・オハイオ州ランカスターにある耐熱ガラス食器メーカーの先駆け Anchor Hocking, LLC(アンカーホッキング社)が1941年から製造を始めた耐熱ガラスのブランドで、アメリカでは1986年に製造が終了。その後、日本のガラス職人が当時の作り方をベースに進化版の製法を確立し、現在は従来のような大量生産ではなく日本国内でひとつひとつ丁寧に作られているハンドメイド製品です。
カラーはジェダイ(ひすい色)とミルクホワイトの2種類がラインナップ。イラストは年代の違いによりタッチの異なるフィリックスがそれぞれデザインされています。
プレート
続いては栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする伝統的工芸品、益子焼(ましこやき)の陶器ブランド MASHICO(マシコ)とコラボしたプレートで、3種類のデザインがラインナップ。
写真右上にあるのは走るフィリックスをデザインした「RUN」プレートで、益子に伝わる伝統釉よりブラックカラーの黒釉(くろゆう)とホワイトの糠白釉(ぬかじろゆう)を採用。一点一点うわぐすりを流し掛けすることで、プレートの端にある黒と白の半円模様を描き出しています。
左下と右下にあるのは、中央に100周年ロゴがデザインされたブラウンとブルーグリーン2色のプレート。アニメ作品でフィリックスのマジック・バッグ(魔法のかばん)に描かれている「点とバツ」の柄がプレートの縁に施されていて、どこかレトロな雰囲気を演出。
いずれも益子の職人の手仕事によって、ひとつひとつが個性を持った温かみある風合いの陶器プレートとなっています。
レザーコースター
最後は人気のハンドメイドレザーブランド OJAGA DESIGN(オジャガデザイン)とコラボした、フィリックスのスケッチアートが刻印されているハンドメイドのレザーコースター。
トレードマークの黄色のマジック・バッグを持つフィリックスと、パイカットの目をした1930年代のフィリックスのスケッチアートをレーザー刻印により描き出したコースターで、グレーとイエローの2種類がラインナップ。
裏面にはスエードを採用しているためテーブル上でも滑りにくく、飲み物を入れたマグを安定して置くことができるほか、使うほどに馴染んで風合いが増すこだわりのレザーコースターとなっています。
これらのアイテムは7月18日より、ヒキダシストアのオンラインストア(hkds.tokyo)とFire-King Japanのオフィシャルサイト(fireking-japan.com)で先行販売を開始。7月22日からはFREAK’S STORE 渋谷店 2Fでも店頭販売が開始されます。
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