「いや乙女かよ」カーテンに抱きつく猫のカワイイ姿に24万”いいね”の大反響→飼い主のナレーターさんもビックリ
人間には「何でこんな事するの?」と思うような変わった行動や癖があるように、猫もその子だけの個性的な習慣を持っていることがあります。
キジトラ猫のマロちゃんは、猫らしからぬ乙女チックな行動をする猫ちゃん。その瞬間を捉えた写真がこちらです。
立ち上がったままカーテンをぎゅっと抱きしめている猫ちゃん。目を少し閉じたような表情で顔を傾けている姿は、「好き!」という気持ちが滲み出ているみたいでとってもキュート。
そのうえ、小さめのカーテンは体にぴったりとフィットしたサイズ感で、レースの刺繍がドレスやワンピースのようなデザインに見えることから、まるで猫ちゃんがお洋服を着てうっとりしているかのような光景です。
このエピソードを飼い主さんが「いや乙女かよ」というコメント共にSNSのXに投稿したところ、24万件を超える”いいね”が付くほどの大反響。写真を見たユーザーからは「なにそれかわいいw」「猫のバレリーナ」「奇跡の1枚ですね」「女子力が高すぎる」などたくさんのメッセージが寄せられて注目を集めています。
いや乙女かよ#猫 #オス #マロ pic.twitter.com/XxOuxmnNDT
— 宗方脩 (@Shooster02Radio) June 1, 2024
何とも乙女チックな瞬間を捉えた一枚ですが、実はマロちゃんは男の子。そして、カーテンの突っ張り棒にスリスリしてしまう習慣があるのです。
この日はリビングの出窓で外を眺めていたマロちゃん。そして、飼い主さんは近くにあるソファーで座っていたと言います。すると、外からの目隠しカーテンの突っ張り棒にスリスリし始めたマロちゃん。写真はその瞬間を撮影したもので、マロちゃんにとっては普段どおりの行動。スリスリするだけでなく、かじったりすることもあるのだとか。
「見た瞬間は『あぁ、また始まった。』と思いました。いつもポールごと落とすので『やめてー』と言っていましたが、今回はカーテンを抱っこする形になったので何となく撮りました。撮ってみたら乙女だった、という写真です。」
(飼い主さん)
猫にとって2足歩行で立ち上がるのはバランスの取りにくい体勢。そうまでしてスリスリするのにはどんな理由があるのでしょうか。
その点についても飼い主さんに聞いてみると、「わかりませんw。家にはもう1匹猫がいるのですが、まったく違う行動をとるので謎が多いです。ただ激しくスリスリするのはだいたい感触が好きとか気持ちいいとか、そういう場合かなと解釈してます。」とのこと。マロちゃんにしか分からないこだわりがあるのかもしれませんね。
この後、マロちゃんは10秒間ほどカーテンを抱きしめてから、ポールにぶら下がったりすると満足したのか、出窓から降りて行ったと言います。
乙女チックな姿を見せてくれたマロちゃんは5歳の男の子。元々はご近所さんの庭で野良猫が生んだ子猫で、飼い主さんが引き取る形でお家にやって来た猫ちゃん。人見知り×甘えん坊×内弁慶な性格で、家族のことが好きなためいつも近くにいながら過ごしているけれど、姿が見えなくなると鳴くという寂しがり屋な一面もあるのだとか。
そんな愛猫の魅力を飼い主さんに聞いてみると「人が生きてる中では色んなことがありますけど、どんな時も1日1回は家族を必ず笑わせてくれる、変な生き物だと思います。学ぶことも癒されることも多いです。」とコメントしたうえで、「動物というより、同居人のような感じです。」と、人間のような存在であることを明かしてくれました。
今回インタビューに応じてくれた飼い主さんは、テレビ番組やCMなどを中心にナレーターとして活動している宗方脩(むなかた しゅう)さん。現在NHKで放送されている紫式部の生涯を描いた大河ドラマ『光る君へ』では副音声による解説放送を担当されています。