「最近料理ができない理由」に納得!キッチンの流し台を猫が占領→もう1匹増えてしまう事案が発生
一生懸命やったことが却って逆効果になってしまう…というのは人間関係においてよくあることですが、似たようなことは猫と一緒に暮らしていても起こる場合があります。
2匹の猫を飼っているKiki(@raiminmoca)さんは、キッチンをいつも清潔にしておきたいキレイ好きな性格。そのため、掃除をする時はシンクの中まで丁寧に拭くようにしていたところ、いつの間にか猫が住み着くようになってしまったと言います。
フサフサの毛に覆われた大きなボディをごろんとシンクに横たわらせているのは、モカちゃんという2歳の女の子。
近くでカメラを向けられているにもかかわらず、振り返ることなく堂々と寝そべっている姿からは、かなりのリラックス状態にあることが伝わってきて、まるで使い慣れた自分のベッドで眠っているかのよう。これほどのスペースを占領されてしまっては料理をすることも食器を洗うこともできません。
それにしても、このモカちゃんは何故シンクの中で寝るようになったのでしょうか。飼い主さんに聞いてみると「おそらく普段から使わない時は拭いているので綺麗なのと、お湯を使った後はシンクが床暖房のように温かくなっているからだと思います。」と推測。
タオルが敷いてある理由については、最初の方は直接シンクに寝転がっていたものの、時間が経つと冷たくなってしまうことから、現在のようなスタイルにしてあげたのだとか。また、水道の蛇口も水が垂れてこないように布で縛られていて、モカちゃんが快適にくつろげるように配慮した飼い主さんの優しさが伝わってくるワンシーンです。
最近料理ができない理由🙃 pic.twitter.com/y1n9JvzaiZ
— Kiki (@raiminmoca) January 20, 2024
とは言え、せっかくシンクをキレイにしたのに、それが理由で使えなくなってしまうと掃除をした意味がなくなってしまい、正に本末転倒。ご本人としては複雑な気持ちを抱いているのではないかと思いきや、「これからもシンクを美しく保たないといけないなと気合いが入りました。」と、逆に掃除へのモチベーションが高まってしまったというから驚きです。
一方、モカちゃんの寝姿をまじまじと見ていたのが、1歳年下のすみれちゃん。眺めているうちに自分も真似してみたくなったのか、最近はシンクの中に入るようになり、2匹同時に寝転んでいることもあると言います。
シンクのサイズはかなり大きめに見えますが、2匹同時に入っているとちょうど良さそうなフィット感。まるで猫風呂にのんびりと入っているかのような光景を眺めていると、どいてもらうのが忍びない気持ちになってしまい、そっとしておいてあげたくなってしまいそうです。
それでも、飼い主さんが料理を始めると寝ていたら危ないと感じるのか、すんなり別の場所へ移動してくれるというお利口さんな猫ちゃんたち。夜寝る時はベッドで寝ていることが多いそうですが、夕飯の洗い物が終わった後から朝方までシンクで寝ていることもあるのだとか。
すっかりシンクが気に入ってしまったモカちゃんは、ツンデレでな性格で、人間にも猫にもくっついて寝るのが大好きな猫ちゃん。
他方、すみれちゃんは大きい音が鳴ったり知らない人が来るとすぐ隠れてしまう怖がりな性格で、最近は姉猫であるモカちゃんの真似をするのがマイブーム。普段お家の中では一緒に寝たり、遊んだり、お外を眺めたりしながら過ごしているのだそう。
そんな猫ちゃんたちは、飼い主さんの日常に癒やしを与えてくれるのだそうで、「猫を飼ってからは数え切れないくらい幸せなことばかりです。疲れて家に帰ってきても猫がお迎えして心を癒してくれます。」と語ったうえで、「以前18歳と17歳まで生きた夫婦の猫を飼っていたのですが、その子たちが今いる2匹に沢山のことを教えて育ててくれたので、ほとんど手がかかることもなく毎日穏やかに過ごせています。」と、先代猫からの愛情を受け継いだ大切な存在であることを明かしてくれました。
取材協力:Kiki(@raiminmoca)さん