これは金メダルを取れそうニャ!高飛び込みの「エビ型ポーズ」を決めたまま眠る猫の姿勢に高得点の予感

猫が寝る時のポーズはもともとの個性に加えて、気分や気温などによっても変わりますが、そのバリエーションはとっても多種多様。時には「何か」に似た姿勢で寝ていることもあります。

三毛猫のなっちゃんと暮らしている飼い主さんは、ある日、ベッドでテレビを見ていた時ふと横に目をやると、愛猫がとっても可愛らしいポーズで爆睡している姿を目撃。

飛び込みの基本姿勢「蝦型(えびがた)」ポーズで眠る三毛猫
実際の写真(提供:飼い主さん)

体を腰の位置で深く折り曲げて、つま先までピンと伸ばした両足を抱き抱える姿は、水泳の飛び込み競技における4つの基本姿勢のうちの一つ「蝦型(えびがた)」にそっくり。

最も体の柔軟性が必要とされるフォームで、実際の競技では膝が曲がっていると減点対象になってしまいますが、猫ちゃんはしっかりと伸ばしていて、このまま入水できれば高得点が期待できそうなほど美しい姿勢です。

この光景を見てあまりにも綺麗なポーズだったことから、即撮影してしまったという飼い主さん。

「ほんとに金メダル獲れるんじゃないかと思いました。とても気持ち良さそうに寝ていて羨ましかったです。」と撮影当時の心境を振り返ってくれました。

三毛猫のなっちゃん
実はかなりの美猫さん

なっちゃんは普段、横向きで眠ることが多いのだそうですが、ときどき頭と尻尾をくっつけて丸くなるニャンモナイトポーズや、今回のような高飛び込みポーズを見せてくれることがあるのだとか。その中でも今回は特に綺麗なポーズだったことから、飼い主さんも思わず写真に残そうとしてしまったようです。

この後、なっちゃんは数時間ほどエビ型ポーズのまま眠っていて、飼い主さんがちょっぴり顔を埋めてみても変化しないほどの爆睡っぷり。そして一旦起きてのびのびすると、今度は飼い主さんにくっついて寝始めたのだそうで、その可愛らしさにメロメロになってしまったと言います。

もともとお外で暮らしていたなっちゃんは、お寺に迷い込んできたところを保護された猫ちゃんで、当初は飼い主さんの実家で預かっていたものの、2年ほど前に今のお家へやってくることに。

「私は元々犬派だったこともあり、飼う気はそんなに無かったのですが、実物に会ってみて、ルックスと人懐っこさから即お持ち帰りしてしまいました。」

お家にやってきた初日から飼い主さんのお腹で寝るほど人懐っこい性格のなっちゃんは、人間の生活環境に対する適応力が高い手のかからない猫ちゃん。

爪切り、歯磨き、お風呂、ドライヤーなど、一般的に猫が嫌がりそうなことも意に介さないほか、好き嫌いなく何でも食べてくれるので、毎日の餌やりがとても助かっているのだとか。

左肩から腕にかけてトラ模様がある三毛猫のなっちゃん
左腕のトラ模様が特徴的

そんななっちゃんは、飼い主さんにとって毎日癒やしを与えてくれる大切な存在。

「早朝に噛んで起こされたりクローゼットに潜り込んだりと困ることもありますが、可愛さが余裕で勝ちますね。仕事で疲れて帰宅した時に、ドアの前まで来てくれるなっちゃんを見ると疲労回復します。」と心の支えになっていることを語ったうえで、「なっちゃんの情報をSNSに発信し始めてからは、他の可愛い猫ちゃんの姿を沢山見る機会が増えて、さらに和やかな気持ちにさせてもらっていてとてもありがたいです。」と、今ではすっかり猫派にもなってしまったことを明かしてくれました。

なっちゃんの日常風景はXだけでなく、Instagram(@nachonachostagram)でも公開されています。

取材協力:ナツ(@nachos0420)さん

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