人間年齢に換算すると150歳!イギリス在住の世界最高齢だった猫「ラブル」が31歳で死去

イギリス南西部にあるデボン州の都市、エクセターで暮らす現役最高齢の猫「ラブル(Rubble)」が今年の5月に亡くなっていたことを飼い主さんが明かしました。

ラブル(Rubble) ©Michele Heritage / SWNS

ふわふわな毛並みをした大柄なこの猫は、アメリカ原産のメインクーンという品種のオス猫。

死亡時の年齢は31歳で、人間の年齢に換算すると140〜150歳に相当するご老体。2016年にアメリカ・テキサス州でスクーターというシャム猫が30歳で死亡して以来、生存しているイエネコとしては世界最高齢と見られていました。

飼い主の女性ミシェル・ヘリテージさん(52歳)とラブルの出会いは、彼女が20歳になる直前だった1988年5月のこと。妹の友人が飼っていた猫が子猫を産み、当時、実家を出てひとり暮らしを始めたばかりで寂しかったことから、引き取ったのが始まりだったと言います。

子猫時代のラブル ©Michele Heritage / SWNS

それ以来、切っても切れない関係となった2人は、やがてヘリテージさんが結婚をして家庭を持った後も、変わることなくずっと一緒に暮らしてきました。彼女には子供がいなかったことから、ラブルをまるで自分の息子のように溺愛して育ててきたのだとか。

日本ペットフード協会が令和元年(2019年)に行った調査によると、外に出ない飼い猫の平均寿命は15.95歳。つまり平均的な猫と比べて倍近くの長い時間を生きてきたことになります。



2018年に節目となる30歳の誕生日を迎えたラブルは、その頃になると少しずつ不機嫌になる時間が増加。

30歳のラブル ©Michele Heritage / SWNS

やがてご飯を食べずに水しか飲まなくなり、体が痩せ細り、昨年の暮れには「ラブルと一緒に過ごすクリスマスはこれが最後になるだろう」と覚悟するほど、容態は悪化の一途をたどっていきます。

というのも、もともと食べることが大好きな猫で、好んで寝るお気に入りの場所があったにもかかわらず、そうした行動が見られなくなったことから死が近いことを予期していたのだとか。

2020年5月に32歳の誕生日を迎えるはずだったラブルが亡くなったのは今年に入ってから。残念ながら長く連れ添った愛猫の最後を看取れたわけではありませんでした。

外へ出かけるのが日課になっていたラブルはある日、いつものように家を出たっきりそのまま帰らなくなってしまいます。

©Michele Heritage / SWNS

世間では「猫は死ぬ間際になると飼い主の前から姿を消す」という迷信めいたことが、まことしやかに囁かれていますが、ヘリテージさんも愛猫が失踪した理由を同じ様に捉えていて、最近のラブルの体調を踏まえると「亡くなってしまったと考えている」と苦しい胸の内を明かしました。

猫は7歳くらいになるとシニア期と呼ばれ、歳を重ねるごとに体力が落ち病気にもかかりやすくなりますが、ラブルは特に病気などを患っておらず、老衰によって亡くなったと見られています。

そんなヘリテージさんは以前、メグという名の別の猫も飼っていましたが、こちらもなんと25歳(人間年齢に換算すると約116歳)まで生きたというから驚きで、長寿の秘訣について「大切にしていればどんな動物でも長生きする」という信念のもと、愛情を注いできた賜物だと語っています。

飼い主さんとラブル ©Michele Heritage / SWNS

ギネス世界記録によると、過去に最も長生きした猫はアメリカのテキサス州オースティンに住んでいた、Creme Puff(クリーム・パフ=日本語でシュークリームの意味)という名前の猫。生存期間は1967年8月3日~2005年8月6日までで、記録として登録されている死亡時の年齢は38歳と3日。人間の年齢に換算するとなんと約170歳ほど生きたことになります。

一方、生存している猫の中では最も高齢と見られていたラブル。現役最高齢の猫としてギネス記録に申請することもできたはずですが、夫婦にとってその記録は興味あるものではなかったため、その名が登録されることはありませんでした。

愛猫との日々を振り返ってヘリテージさんは、「彼は素晴らしい仲間だった」「こんなに長い間一緒に暮らせたことに喜びを感じている」そう語っています。

<参考>
30歳の長寿猫「スクーター」がギネス記録!現役の最高齢を5歳更新
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