25名の美大生が制作した猫アートで商店街を活性化!街歩きしながら楽しめるアートプロジェクトが東京でスタート

東京都の東大和市にある商店街「富士見通り商栄会」で12月22日(木)より、猫をモチーフにした作品を公開するアートプロジェクトが開催されます。

東大和市の商店街に猫アートを展示する『「にゃんがいい」アートプロジェクト2022』キービジュアル
商店街にねこアートが♪

富士見通り商栄会は、西武鉄道拝島線の東大和市駅より徒歩7分ほどの場所にある、長さ600〜700メートルほどの商店街。昭和の香りが漂う名物銭湯から世界の料理を味わえるレストランまで、昔ながらの老舗と新しいお店がやさしく入り混じったエリアで、毎年7月には恒例の「七夕まつり」が行われるなど地元の人々に親しまれています。

今回新たに始まったのは、東大和市が商店街の活性化を目的として企画したアートプロジェクト。

富士見通り商栄会は同市の「南街(なんがい)」という地域にあり、その地名をもじった「にゃんがいい」という猫キャラクターを商店街のマスコットに起用していることから、プロジェクトのテーマを「ネコ」に設定。

ネコをテーマにした作品を街中に配置することで様々な人々に訪れてもらい、商店街を盛り上げたいとの思いが込められており、作品は武蔵野美術大学生を中心とした25名が今年の夏から秋にかけて、靴屋・肉屋・電機店・レストラン・動物病院・銭湯など、近隣の16店舗と協力しながら制作を行っています。

武蔵野美術大学生による猫アートの制作風景 in 富士見通り商栄会
学生による制作風景

開催期間は本日から2023年1月20日(金)まで。期間中は商店街を歩きながらウォールアートやシャッターアート、絵画、オブジェ、ショーウィンドウ造形、空間アート、花壇アート、看板アートなど、さまざまな猫アート作品を鑑賞することができます。

富士見通り商栄会の商店街店舗に展示されている猫アート作品
設置される作品(例)

初日となる12月22日(木)の15:00〜17:00からは、南街市民センター2階にある公民館にて完成発表イベントを実施。メディアや関係機関向けの事業説明が15:00〜、商店街の店舗巡りツアーが15:30〜、作品を制作した学生のアート解説を聞ける1DAYイベントが15:00〜17:00に予定されており、それぞれ無料で参加することができます。

また、同公民館の2階ロビーでは、参加各店に設置したアート作品の写真や、武蔵野美術大学生が作成した解説を展示。プロジェクトの期間中は全日、9:00〜20:00の間で観覧することができます(月曜・12月28日〜1月4日を除く)。 

【イベント概要】
名称:「にゃんがいい」アートプロジェクト2022
開始:2022年12月22日(木)〜2023年1月20日(金)
場所:富士見通り商栄会参加店 16か所(東京都東大和市南街)

・にゃんがいいアートマップ
https://www.musabi.ac.jp/wp-content/uploads/2022/12/t_202212_artMAP.pdf

<参考>
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(C) Musashino Art University

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