188人のクリエイターによる招き猫の展覧会「Lucky Cat」リクルートの2ギャラリーで開催

東京都中央区銀座にある2つのギャラリーで12月7日(水)より、クリエイターと陶器職人がつくる招き猫の展覧会「Lucky Cat」が開催されます。

招き猫の展覧会「Lucky Cat」メインビジュアル
個性豊かな「招き猫」が集結ニャ

招き猫は今から150年ほど前、江戸時代の町人文化から生まれたとされる日本独自の縁起物。

右手を挙げているものはお金を招き、左手を挙げているものは人や客を招くとされていますが、時が経つにつれて様々な姿形やご利益を持つ招き猫が作られるようになったほか、海外で誕生した招き猫が日本に逆輸入されるパターンも見られるなど、今なお進化を続けながら人々の暮らしに溶け込んでいます。

本展は招き猫の三大産地の一つ、愛知県瀬戸市にある陶器製作会社・加藤陶器の職人が型を起こして作った素焼きの招き猫をベースに、188人のクリエイターがぞれぞれ個性豊かな発想と手技で仕上げた世界にただひとつの作品、188点が展示されます。

招き猫の展覧会「Lucky Cat」で展示される招き猫の展示作品イメージ例①
展示作品イメージ ①

会場となるのは、リクルートホールディングスが社会貢献活動の一環として、東京・銀座で運営しているギャラリー「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」。

2つのギャラリーでは1990年より、クリエイターがボランティアで制作した作品を展示販売し、収益金をチャリティーとして寄付するプロジェクトを開始。2009年からはデザインの力による豊かな生活の提案を目指してリニューアルを行い、東日本大震災以降は東北での物づくりにこだわりながら、被災地の子供たちを支援するために寄付する取り組みを行っています。

東京・銀座にあるクリエイションギャラリーG8の内観イメージ
クリエイションギャラリーG8(日本のアートディレクション展2022)

2023年8月には両ギャラリーが終了して、新スペースをオープンすることが決定していることから、同プロジェクトは今回が最終回。

会期中は、参加クリエイターが一点ものとして制作した展示作品が、シークレットオークション形式で販売され、売り上げから製作費を除いた収益金は、国際援助団体(NGO)の「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付。

子どもの貧困問題解決や防災などに向けた事業をはじめ、地震や台風、豪雨などの大規模自然災害における緊急・復興支援を通して、未来の日本の子供たちを支援するために役立てられます。

招き猫の展覧会「Lucky Cat」で展示される招き猫の展示作品イメージ例②
展示作品イメージ ②

また、同展ではクリエイターの作品に加えて、8月に開催した「クリエイション・キッズ・ラボ 2022」のワークショップで子供たちが制作した招き猫20点も展示。

作品に込められたクリエイターのメッセージや、一点もののオリジナル作品ならではの豊かな表情、存在感を観賞できるイベントとなっています。

<イベント概要>
名称:Creation Project 2022 188人のクリエイターと瀬戸の職人がつくる招き猫「Lucky Cat」
会期:2022年12月7日(水)~2023年1月21日(土)
時間:11:00~19:00
休館:日曜・祝日・12/25〜1/5
入場:無料
会場:クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階)、ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル地下1階)

<参考>
日本各地に伝わる「招き猫」をフィギュア化!人気コレクションの第2弾がカプセルマシンなどで発売
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