雪国でたくましく生きるネコの姿が美しい、写真展『あきたの猫』新宿のギャラリーで10/27より開催

秋田県を拠点に活動している写真家、熊谷忠浩(くまがい ただひろ)さんによる猫の写真展が、東京・新宿にあるフォトギャラリーで10月27日(木)より開催されます。

写真家・熊谷忠浩さんが撮影した雪の中に佇む猫の写真
Photo by TADAHIRO KUMAGAI

熊谷さんは秋田県の美郷町出身で、現在は由利本荘市に在住の写真家。30歳の頃から秋田県内を中心に風景や祭り、動物などオールラウンドに写真を撮り始め、「秋田県美術展覧会」奨励賞や「二科会写真部」入選など数々の賞を受賞しています。

猫の写真を撮影するようになったのは2015年、秋田県立近代美術館で動物写真家 岩合光昭さんの写真展を見たことがきっかけ。

すぐさま秋田の漁港やリンゴ園に住む猫の写真を撮り始め、県内のギャラリーで個展を開催するようになったほか、その後は史上最大規模のネコ写真展「横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展」や、そのスピンオフ企画「渋谷ルデコ ねこ写真展 -今を生きる猫たちのキロク・キオク-」に出品するなど、キジトラを中心に秋田で暮らす猫の自然な表情を捉えた写真作品を数多く発表しています。

10月27日(木)からは、東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅近くにある、フォトギャラリー[シリウス]にて、写真展『あきたの猫』を開催。

秋田の小さな漁港で漁師さんから食べ物をもらいながら暮らしている猫や、リンゴ園でネズミを捕って暮らしている猫など、熊谷さんが撮影した約40点の作品を公開(モノクロ10点×カラー30点)。過酷な自然と対峙しながら生きる猫の姿は、健気でたくましく、時に美しさを感じられるのも見どころのひとつです。

会期は11月2日(水)までの1週間。
期間中は全日作家の在廊が予定されています。

<熊谷忠浩 写真展「あきたの猫」>
期間:2022年10月27日(木)~11月2日(水)
時間:10:00~18:00
  :10:00~15:00(最終日)
休館:日曜日
入場:無料
会場:アイデムフォトギャラリー[シリウス]
住所:東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F

<参考>
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