宮古島からやってくる子猫と出会いのチャンス!銭湯風の猫カフェ「ねこ浴場」で譲渡会が開催

大阪・心斎橋にある昭和の大衆銭湯をイメージした猫カフェ「ねこ浴場」で8月17日(土)、沖縄の宮古島からやってくる子猫を中心とした譲渡会が開催されます。

「ねこ浴場」で開催される子猫の譲渡会メインビジュアル

「ねこ浴場」は日光浴や森林浴と同じように、猫まみれになることで心が癒やされ体も健康になる「猫浴」をサービスコンセプトに掲げた猫カフェで、先月オープンしたばかりのお店。

外観から内装まで昭和のレトロなインテリアや装飾にこだわっていて、床に敷き詰められた畳、年季を感じさせる格子状の天井、そして壁面には昭和の銭湯の代名詞である富士山をはじめ、松、鶴、亀、日の出など縁起の良い絵が描かれているほか、猫を愛でながら足湯を楽しめるオプションサービスなど、一般的な猫カフェとは違った趣きを感じることができます。

「ねこ浴場」の外観、ガラス張りの中でくつろぐ猫スタッフたち

「ねこ浴場」の中で里親を探している保護猫たち

この施設を運営しているのは、猫の殺処分ゼロを目指して保護猫カフェを展開しているネコリパブリック。

通常は子猫に比べて譲渡先が見つかりにくい成猫の里親探しに注力している組織で、同店にいるのも様々な事情で保護された家族のいない保護猫たち。みな新しい家族と巡り会えるチャンスを待っています。

「ねこ浴場」新しい家族を待っている保護猫たち


 

しかし意外にも8月17日(土)には子猫をメインとした譲渡会を開催。

参加する猫の多くは、日本テレビ系列の人気番組「志村どうぶつ園」でも紹介された、特定非営利活動法人KATZOC 宮古島事業部が運営する犬猫シェルター「宮古島SAVE THE ANIMALS」からやってくる子猫たちです。

犬猫シェルター「宮古島SAVE THE ANIMALS」の外観イメージ

人口わずか5万4000人ほどの宮古島は、約1380万人の東京と保健所における犬猫の収容数がほぼ同数(約300頭)。
※2015年時点

狭くて人口の少ない島内では収容されたすべての犬猫に里親を見つけることが難しく、里親を探す場合は島外に向けて空輸で犬猫やスタッフを移動させる必要があるほか、人手不足からボランティアを見つけるのも難しいという離島ならではの問題があり、島内における犬猫の収容数は近年減少するに至っていないと言われています。

譲渡会に参加するのはそんな宮古島で殺処分から逃れ、飛行機に乗ってはるばる大阪までやってくる子猫たちで、会場となるのは「ねこ浴場」の隣で10月にオープンを予定しているホテル「ねこ旅籠」の畳部屋。

保護猫カフェ「ねこ浴場」と隣接するホテル「ねこ旅籠」

ねこまみれになり、夜はねこを眺めながら眠れるホテルの内装を一足先に見ることができます。

■子猫譲渡会 開催日(予定)
2019年8月17日(土)
2019年8月31日(土)
2019年9月8日(日)
2019年9月22日(日)

■譲渡会開催時間
13:00〜16:00
※予約優先(ねこ浴場の電話で受付中)、要入店料

当日は譲渡会にエントリーしている子猫たちはもちろん、「ねこ浴場」では成猫たちともふれあうことができるため、子猫の愛くるしさと大人猫の魅力を一度に堪能できるネコ好きな人には嬉しい機会となっています。

<参考>
昭和のレトロな銭湯をイメージした猫カフェが大阪に誕生
宮古島の犬猫レスキューチームがシェルター建設費の支援を募集中

(C) NECO REPUBLIC

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