宮古島の犬猫を救いたい、現地のレスキューチームがシェルター建設費の支援を募集中

沖縄県の宮古島で犬猫の保護活動や保護主探しなどを行っている「宮古島アニマルレスキューチーム」が3月18日まで、今春にオープンを予定しているシェルター建設費用の支援を呼びかけています。

宮古島の海を見つめる保護犬

同団体によると、2015年時点で人口約5万4000人の宮古島は、約1380万人の東京と保健所における犬猫の収容数がほぼ同数。

狭くて人口の少ない島内では収容されたすべての犬猫に里親を見つけることは難しく、里親を探す場合は島外に向けて空輸で犬猫やスタッフを移動させる必要があるほか、人手不足からボランティアを見つけるのも難しいという離島ならではの問題があり、島内における犬猫の収容数は近年減少するに至っていないといいます。

宮古島の野良猫たち

一方、同団体が現在活動しているシェルターでは、本来の許容数が約50頭のスペースに約30匹の保護猫と約70頭の保護犬が生活しており、キャパシティオーバーが常態化。

また、医療費や餌代、シーツ代、光熱費、水道代など、犬猫の日々の生活にも費用が多くかかる点から、現状の寄付や物資による支援だけでは保護活動の継続が困難な状況が続いています。

そのような状況を改善するため、代表を務める中原絵梨奈さんは自宅を売却して1000坪の土地を購入し、現在施設を建設中。


 

保護された犬猫と人が触れ合えるコミュニティスペース「Miyakojima 1_2 Park(みやこじま わんつー ぱーく)」と称した施設の敷地内には、シェルターの他にカフェやキャンプ場、リユースショップ、ドッグラン、シャンプールームなどを併設する予定で、より多くの保護猫&保護犬を受け入れる環境を整えながらも訪れる人に楽しんでもらうことで収益をあげ、保護活動を持続的なものにすることを目的としています。

犬猫とのコミュニティスペース「Miyakojima 1_2 Park(みやこじま わんつー ぱーく)」の敷地内イメージ

現在支援を呼びかけているのは新施設のシェルター建設費やケージの設置、ドッグランの土地整備に活用するための資金で、クラウドファンディングサイトのReadyforにて募集中。支援者には金額に応じてステッカーやオリジナルTシャツ、併設キャンプ場の宿泊チケット、特別会員権などのリターンが用意されています。

宮古島アニマルレスキューチームによると、今後は犬猫の世話をするスタッフを数名雇用することによりシェルターの日常業務の安定化を図るほか、以前から検討していたという避妊や去勢プロジェクト、譲渡率を高めるための人馴れしていない犬のトレーニング、保護主だけに頼らない直接譲渡の拡大などにも取り組んで行く予定であるとしています。

目標額は500万円で、募集期間は3月18日(月)の23時まで。
宮古島や犬猫が好きな人はチェックしてみては。

参考:Readyfor
(C) Miyakojima Animal Rescue Team