【衝撃の発明品】猫に作業を邪魔される幸せを追求した結果→自宅でネコハラ無限マシンを作ってしまった猛者が現れる
自宅で仕事や作業をしている最中に、愛猫が邪魔をしてくる猫ハラスメント(通称:ネコハラ)。
SNSではノートパソコンの上に座ってしまう猫や、ディスプレイの前に立ちはだかって見えなくする猫、腕や膝の上に乗って身動きがとれないようにする猫など、さまざまな被害が飼い主さんによって報告されています。
猫がそうした行動を取るのは、裏を返せば飼い主さんに興味や関心を持ってくれていることの証であり、愛情や信頼を感じられるひと時。一見迷惑しているような体裁をとりつつも、内心は猫に愛されている喜びを表現する手段として定着しています。
しかし、猫を飼っていない人は当然ながらネコハラを受けられません。また、猫を飼っていても来て欲しい時に限ってネコハラしてくれない…なんてことはよくあること。出来ることならばいつでも猫に邪魔されながら過ごしていたいものですよね。
そんなネコ好きな人の願いを叶えてくれそうな装置を発明してしまったのがライターのたかやさん。
猫が自分の周りを繰り返し歩き回って、無限にネコハラを受けられるマシンを自作したというのです。その完成品がこちら。
猫が好きすぎて「いつだって猫に邪魔されたい」と願ってしまった人の末路。
— mineo(マイネオ)【公式】 (@mineojp) June 6, 2023
▼詳しい作り方はこちらhttps://t.co/0Nn636cJnc pic.twitter.com/WwfMrE5QTp
自分の顔のまわりを猫がグルグルと周っていて、傍から見ても邪魔されている感がハンパない状況。チラチラと視界に入ってくる猫が気になって作業が捗らないのはもちろん、普通の猫ならば同じ動作をエンドレスで繰り返すことはしないため、邪魔の度合いという点では通常のネコハラを大きく上回っているように見えます。
気になる仕組みは、肩に固定した丸い線路の上をプラレールの車両が走っていて、その車両に猫のパネルを取り付けるというもの。
床でやれば普通のプラレール遊びですが、これを肩の上に持ってくるという発想が独創的で、当初は大きめのぬいぐるみを走らせる予定だったものの、重すぎて電車に乗らなかったことから、猫の写真を印刷して電車に貼り付けることで課題をクリア。
電池で延々と走り続ける車両に猫の役割を与えることで、誰にも無理強いをせず、心ゆくまで猫に邪魔されてる感じを味わおうとする思想が秀逸です。
開発者のたかやさんに、実際にマシンを使用してみた感想について聞いてみたところ、猫に邪魔されている感については非常に満足しているとのこと。
しかし、電車が走っている状態のプラレールを身体に固定するのがとても大変だったようで、「ツイートでは余裕ある表情を浮かべていますが、実際は、丁度良いバランスを保つのに必死でした。少しでも身体の重心が崩れると、電車がレールから簡単に外れてしまうからです。つまり、常に姿勢を良くする必要があります。しかし、裏を返せば”このマシーンを使えば、作業中の姿勢が良くなる”という考えもできます。」と、短所を長所に変えてしまうポジティブ思考でマシンの魅力について語ってくれました。
たかやさんの実家では2匹の猫(黒猫&白猫)を飼っていて、パソコン作業をしていると膝の上に座ってきたり、キーボードの上に寝そべってきたり、モニターの前を何度も横切ったりと、人間の都合なぞお構いなしのネコハラを存分に受けていたと言います。
ところが、現在は実家を離れて一人暮らしをしているため、部屋で作業をしている時に「実家で猫に邪魔されていた頃の思い出が恋しくなる瞬間がある…」と切実な思いを吐露。そうした時間を重ねるうちに「猫に邪魔されたい」という思いが募り、今回のマシンを作ろうと思い立ったのだとか。
そんな愛猫家のたかやさんは、普段からこのような独創的なモノづくりをしているのだそうで、「工作で大金を稼いで実家の猫のエサ代に当てたいので、お仕事募集中です!」と更なる創作意欲を表明。
Twitterのアカウント(@tky888tky)では自身が手掛けた記事なども公開されています。
取材協力:たかやさん
参考記事:「作業を邪魔してくる猫ちゃんのマシーン」を作りました
<参考>
・こんな体勢でも猫は落っこちないの!?超絶バランスを取りながら10分以上も家の中をのぞき込む猫がすごすぎる
・これはニャンとも珍しい!背中の模様が「ある文字」に見えるブチネコが話題に→熱海のBARにいる猫ちゃんだった