こんな体勢でも猫は落っこちないの!?超絶バランスを取りながら10分以上も家の中をのぞき込む猫がすごすぎる

飼い猫が窓から外を眺めている、というのはよく見かける光景ですが、一軒家などでは逆に外猫が家の中を覗いてくることもあります。

塀の外から家の中を覗く猫のイメージ写真
この家の中は気になるニャ…

その理由については、家の中にいる人間や動物に興味があるかもしれませんし、猫が住んでいるお家の場合は、その猫とコミュニケーションを取ろうとしているのかもしれません。そして、猫がやってくる場所の多くは1階のお庭で、何かあった時にすぐ逃げられる体勢で覗いてくることが一般的です。

しかしTwitterでは、あり得ない場所から、あり得ない体勢で、部屋の中をじっと覗き込む猫の姿が話題になっています。それがこちらの写真。

忍者のように絶妙なバランスを取りながら家の中を覗く猫
まるで忍者のような猫

そこに写っているのは、エアコンの室外機に右足を残したまま、窓枠に両手と左足をのせ、絶妙なバランスを保っている一匹の白猫。顔は窓にぴったりと近づけながら、部屋の中を食い入るように覗き込んでいます。

人間の場合は、軽犯罪法1条23号に「正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所、その他の他人が通常衣服をつけないでいるような場所を密かにのぞき見た者」という規定があり、軽犯罪法違反(窃視の罪)に問われそうな事案ですが、そこは猫なのでセーフ。とは言え、こんな覗かれ方をしたら、住んでいる人にとっては恐怖を感じてしまうかもしれません。

しかし、これは猫にとっても簡単ではない行動。おそらくは塀から室外機に飛び乗り、窓枠へ足を踏み出してこのポーズに至ったと思われますが、窓枠の部分はかなり狭いスペースしかなく、3本の手足を乗せるだけで精一杯。後ろ足も肉球の半分くらいしか室外機に触れておらず、かなりギリギリの状態でバランスを取っている様子がうかがえます。

エアコンとの室外機と窓枠に足を乗せて部屋の中を覗く猫
表情は真剣そのもの

気になるのは、この体勢からどうやって撤退するつもりなのかということ。人間だったら窓枠に足を乗せる前に、引き返せるかどうかを考えてしまいますが、後先考えずに無謀なチャレンジをしてしまうのも猫の魅力のひとつ。その一例を捉えたシーンとも言えるかもしれませんね。

この写真を撮影したのは、路地裏や階段、商店街などを撮影してTwitterに投稿している「かめ(@kame__0877)」さん。

部屋の中を覗いている猫は、山口県・下関の住宅街を散策している時に遭遇したのだそうで、かめさんがふと見上げた時には、すでに猫はこの状態でポージング中。片足で踏ん張っている姿が可愛くて、思わず写真を撮ってしまったのだとか。

かめさんが撮影した別の写真の中には、猫が驚愕の表情を浮かべているカットもあり、何か重大な現場を目撃してしまったかのようにも見えます。

外から部屋の中を覗いてびっくりする猫
ニャンだとォォォオ!?

一体なぜここまでして、猫は部屋の中を覗きたかったのか。かめさん本人に見解を聞いてみたところ、この部屋の中には人がいて、猫がご飯をねだっているように見えたのだとか。

しかし、猫はこの後、体勢をキープしたまま10分ほども室内を覗いていて、あんまりにも長いので、かめさんの方が先に立ち去ってしまったと言います。

最終的にどうなったのかは分かりませんが、住人の方が気づいてくれて、ご飯をもらえているといいですね。

写真提供:かめ(@kame__0877)さん

<参考>
何かに集中している猫は面白い♪ 必死すぎるネコの写真集シリーズ第3弾は『一心不乱』なニャンコたち
インドの国際空港で飼い猫が行方不明に…!4日間にもおよぶ捜索活動の末に無事発見される

最近の投稿