インドの国際空港で飼い猫が行方不明に…!4日間にもおよぶ捜索活動の末に無事発見される

猫を飼っている人にとって、愛猫が外へ逃げてしまう事態は何よりも避けたいところ。

隙あらば逃げちゃうニャ

家の扉や窓に隙間が空いていたり、動物病院へ連れて行く時にケージの扉が開いてしまったり、災害で家の窓ガラスが割れてしまうなど、ちょっとした油断や偶然から猫と離れ離れになってしまうこともあります。

そんなことを思い知らされるような出来事がインドで発生。
猫が意外な場所で行方不明になってしまった事件が話題になっています。

同国南部のバンガロールで暮らすAastha Shah(アスタ・シャー)さんは2020年9月1日、西部にある都市アフマダーバードへの旅行に向かうため、エア・インディアの機体に搭乗していました。一緒に連れてきた2匹の愛猫はチェックインしたのち、ペット用のキャリーケースに入れたまま航空機の貨物室で過ごすことに。

途中、飛行機は乗り継ぎのため首都デリーにあるインディラ・ガンディー国際空港に到着。そこでアスタさんは思いもよらぬ事態に巻き込まれます。なんと、預けていた猫の1匹が行方不明になったことを知らされたのです。

行方不明になってしまったのは、生後8ヶ月のメス猫「Nala(ナーラ)」ちゃん。

Nala ナーラ(©TOI)

後の調査では何故かキャリーケースの扉が開いてしまっていたことが発覚。着陸後の機体からいつどのようにして出たのか経路は不明ながら、脱走後は空港のターミナルビルに侵入して歩き回っているとの情報が寄せられます。



ナーラちゃんが行方不明になったと聞かされたアスタさんは、アフマダーバードへの往路便をすぐさまキャンセルし、デリーに残って愛猫を探すことに。

と言っても、インディラ・ガンディー国際空港はインドの国際的な玄関口で国内では最大規模、世界でもトップ10に入る広さを誇る巨大な空港施設。ひとりで見つけ出すのは現実的ではありません。

Delhi Airport(@delhiairportより)

脱走を把握した空港当局や職員はすぐさま猫の捜索を開始するとともに、同局からの要請によりデリーに拠点を構えて野生生物の保護活動を行うNGO(非営利団体)「Wildlife SOS」も捜索に参加。空港内の複数ヶ所に猫の餌を配置してナーラちゃんを誘い出す作戦を展開していきます。

利用する旅客数もインド最多という同空港。

捜索対象が空港全域にまで広げられる中、たとえ専門家であっても一匹の猫を見つけ出すのは容易ではなく、2日・3日と時間が過ぎていくにつれて猫の健康面にも不安が募ります。そして遂に捜索開始から4日目、空港の貨物保管区域にいたところを発見。

ナーラちゃんは恐怖と空腹で警戒心がMAXだったことから初めは近寄ることができず、数時間かけて緊張をほぐしながらアプローチを続けた結果、捕獲することに成功しました。

捕獲後のナーラ(©TOI)

愛猫と再開することができた飼い主のアスタさんは「ここ数日は精神的にとても辛く涙に暮れていました。空港当局、航空会社、NGOなど、ナーラの捜索に関わってくれた全ての人々に感謝したいです。」と現在の思いを吐露。

一方、捕物劇に立ち会ったNGOのスタッフは「猫は警戒心が強く信頼を得るためには忍耐が必要ですが、私たちのチームはそのような状況に対応できるように訓練されています。幸せな再会につながったことを嬉しく思います」と述懐しているほか、乗客のペットの身を案じていたエア・インディア航空も「ナーラが無事で飼い主さんと再開できたことを喜んでいる」とのコメントを発表しています。

実際の再開シーン(©TOI)

今回、猫が脱走する前に入っていたペット用キャリーケースはIATA(国際航空運送協会)の認定品で、なぜ扉が開いてしまったのか原因は分かっていませんが、日本でも飛行機に猫を乗せる時は、IATAの規定に準じたペットキャリーに入れて手荷物として預ける必要があります。事前に異常がないかしっかりと確認しておきたいですね。

<参考>
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Image Credit : The Times of India

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