黒猫のフォーメーションが守備力めっちゃ高そう!スポーツ選手のように陣形を組むネコの姿が話題に→6匹の黒猫が暮らす大家族だった

サッカーやアメリカンフットボールなどの球技において、攻撃や防御の形を表すフォーメーション。

スポーツに限らず軍事や組織運営など、様々な分野で用いられる用語ですが、SNSでは「黒猫」によるフォーメーションを捉えた1枚の写真が話題になっています。

黒猫フォーメーション
その名も「黒猫フォーメーション」

一見するとたくさんの黒猫が雑然と写っているように見えますが、注意深く見ると真ん中にいる黒猫を基点に、バランスよく取り囲むように猫が配置されているのに気づきます。黒猫は前方と後方に2匹ずつ、そしてその間のスペースを埋めるように1匹を配置するという陣形で、バスケットボールで言うところの「2-1-2 ゾーンディフェンス」。

相手に突破されても選手同士の連携でフォローしやすいメリットがある反面、1対1の力が不足してしまう懸念から、日本バスケットボール協会のアンダーカテゴリー(15歳以下)では2015年より禁止されているという、禁断のフォーメーションでもあります。

このユニークな写真をTwitterに投稿したのは、6匹の黒猫を飼っているという「ほたりん☆黒猫戦隊の母(@Hotaponzu)」さん。

冒頭の写真をよく見ると、部屋の奥の方にフォーメーションを上から俯瞰している1匹の黒猫が写っていて、その姿はさながらコートの外から試合を見守る監督のようです。

それにしても、6匹の猫を飼っていて、そのすべてが黒猫とは珍しい気がしますが、何故黒猫ばかり迎え入れることになったのか。

その理由について飼い主のほたりんさんに聞いてみたところ、最初に猫を飼い始めたのは黒猫を拾った知り合いからの連絡がきっかけで、「誰も引き取り手が無いなら我が家に来る?」と応じたことから猫との共同生活がスタート。それまでは犬しか飼った事が無かったため、猫に対しては苦手意識があったそうですが、一緒に暮らしてゆくにつれて「猫ってこんなに可愛くて懐くの?」と衝撃を受けたのだとか。

その後は、黒猫の魅力の虜になってしまい「出会いがあれば我が家に…」と思っていると、譲渡会などを通じて黒猫との出会いが続き、今では6匹まで増えて大家族に。中には譲渡会で2回出会って我慢できずに連れて帰った子もいた、という黒猫愛あふれるエピソードも明かしてくれました。

ほたりん☆黒猫戦隊の母さんが飼っている黒猫たち
黒猫のいる暮らし

では、黒猫ばかり飼っていて良かったこと、困ったことはあるのでしょうか。それについても聞いてみたところ、良かった事は色んな人にすぐ覚えてもらえる事と回答。逆に困った事は、可愛く撮れた写真を友達に送っても、どれがどの子なのか分からないと言われてしまう事が多いのだとか。確かに黒猫はどれも雰囲気が似ていて、外見で個体を見分けるのは難しそうな気がしますよね。

しかし、そこは黒猫戦隊の母。猫によって体格が違うため見た目ですぐに分かるのだそうで、毛質も違うので触り心地によって判別することも可能なのだとか。

また、6匹のうち2匹だけシルエットが似ている子(わさび&だいず)がいて、体格では判別できないケースがあるものの、その場合でも片方は(不妊手術済みの証として)耳がさくらの花びら型にカットされているので、耳を見れば瞬時に見分けることができると言います。

6匹の黒猫と暮らす日常風景
素人が判別するのは困難ニャ

最後に黒猫の魅力について尋ねてみると「こんな艶々して可愛いんだぞ!って知って欲しい。」「太陽の光で艶々に光ってる黒猫は美しかないです。どの猫も可愛いんですけど、未だに譲渡会などで黒猫が残ってるのを見ると切なくなります。もっと黒猫の魅力が伝わるツイートをして行きたいですね。」と、黒猫への思いも語ってくれました。

そんなほたりんさんと、元気いっぱいな黒猫たちの生活は、Twitterで日々発信されています。

写真提供:ほたりん☆黒猫戦隊の母(@Hotaponzu)さん

<参考>
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