猫を飼うと99.7%幸せになる!飼い主さんへのアンケート調査結果が公表
ペット保険のアニコム損保が先月行った猫の国勢調査アンケート「nekokusei(ねこくせい)」の結果が昨日発表されました。
これは、2016年に犬・猫・鳥・うさぎ・フェレットを対象に行われた「どうぶつkokusei調査」の第2弾で、同社の猫のペット保険に契約している人に対して、飼い主さんと猫の健康状態やライフスタイルについて総合的なアンケートを実施したもの。
全部で68の項目についてアンケートが行われましたが、その中から特に興味深いデータがいくつか公開されていますのでご紹介したいと思います。
Q 猫と暮らして幸福度が高まった?
まず初めに「猫と暮らし始めて幸福度が高まったと感じるか」という質問に対しては、ニャンと99.7%の方が「とても高まった or 高まった」と回答しており、猫を飼っているほとんどの人が幸福感を感じているようです。
これは猫を飼っている人には納得感のある結果であると同時に、猫を飼おうか迷っている人にとっても背中を押してくれそうな結果ですね。
Q 猫と暮らして健康的になった?
続いて「猫と暮らし始めて健康になったと感じるか」という質問に対しては、「非常に健康的になった」「まあまあ健康的になった」と約半数の人が健康的になったと回答しています。
詳しい理由は公開されていませんが、猫は犬と違って散歩に出かけるということはほとんどないため、猫と一緒に運動をして健康的になったというケースは少ないものと考えられます。猫の可愛らしさに癒されて精神面で健康的になったり、猫のお世話をきちんとするために健康的な生活を送るようになった、といった効果はありそうな気がしますね。
Q 猫と暮らして良かったことは?
「猫と暮らしてよかったことは?」という質問を複数回答で行ったところ、9割の人が「癒やされる」と回答。約半数が「生きる活力になる」と回答していて、猫が疲れやすい現代人の生きる源となっていることがうかがえます。
さらに同じく約半数の人は「家族との会話が増えた」と回答しており、猫が共通の話題として家族のコミュニケーションを活性化する役割を果たしているようです。
また3割の人が「家の中を片付けるようになった」と回答。誤飲事故やイタズラの防止を目的に部屋をキレイにする習慣がつく人も少なくないようです。
Q 猫と暮らして困ったことは?
逆に「猫と暮らして困ったことは?」という質問に対しては、「旅行など、家を長く空けることができない」という回答が1位に。
これは、猫を飼いたいけれど飼わない人がその阻害要因としてよく挙げられる理由でもありますが、実際に猫を飼っている人も同じ悩みを抱えているようです。
その他には「部屋の掃除が大変」「お金がかかる」「心配事が増える」など、ペットを暮らすうえでは避けて通れない悩みが回答の上位を占めています。
Q フード選びのポイントは?
キャットフードを選ぶ際のポイントについては「原材料・添加物」を筆頭に「年齢区分」「病気の予防用」という結果に。
猫が美味しそうにご飯を食べる姿を眺めるのは飼い主さんにとって至福のひととき。ついつい美味しそうなものを与えてしまいがち・・と思いきや、「嗜好性」や「食べやすさ」といった要素よりも、健康的な食事を重視する傾向にあるようです。
Q 動物病院選びのポイントは?
猫を飼育するうえで必ずお世話になるのが動物病院。その選ぶポイントは約7割の人が「家からの距離」と回答。
飼い主さんにとっては動物病院までの距離が近い方が連れて行きやすいのはもちろん、猫ちゃんにとっても移動時間が短いほどストレスを減らすことができます。この記事をご覧になっている飼い主さんの中にも、距離が近い動物病院を選んでいるという方は多いのではないでしょうか。
Q 猫といつまで暮らしたい?
現在一緒に暮らしている猫に限らず、「自分が何歳になるまで猫と一緒に暮らしたいか」という質問には、約半分の人が「一生暮らしたい」と回答。一度猫を飼うとずっと猫と暮らしたいと考える人が多いようです。
アンケート結果をいくつかご紹介してきましたが、猫を飼っている人にとっては共感できる回答も多かったのではないでしょうか。また、これから猫を飼いたいと思っている人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
※アンケート実施期間:2018年2月28日~3月8日、有効回答数:4,036件